味噌汁先生をしたら、お礼に頂いたものが台湾ぽかった話

体験談

こんにちは、台湾のゆっこです。

近所に家族でよく食べにいく、小吃店があります。

私は乾麺という汁なし麺がお気に入り。
出てきたら、すぐにかき混ぜないと麺同士がくっついてしまいます。
攪拌ジャオバン(かき混ぜる)」という単語は、この店で覚えました。



小菜(小皿のサイドメニュー)もとても美味しい!

木耳(きくらげ)



時期ごとに内容が変わる青菜



豆乾絲(初めは美味しさが分からなかったが、今では毎回頼むメニュー)



他にも、スープやルーロー飯、大麺炒などのメニューがあり、どのメニューも癖がなくて、飽きない美味しさ。

しかも、値段はもっと値上げしてもいいんじゃないかというほど安くて、家族4人でお腹いっぱい食べても、250元程度(日本円で1000円未満)です。

昼も夜も食べに行くことがあったくらい、お気に入りの店です。

しかし、1年ほど前に、店舗が少し駅寄りに移転し、営業時間が朝早めから午後3時までに変更になり、夜に食べに行くことは残念ながらできなくなりました。



小吃店のオーナーWoさんは、大学生の娘さんがいるお母さんです。

ある日、Woさんから、新メニューとして「カレー」と「味噌汁」を増やそうと考えているから、作り方を教えて欲しいと言われました。

なぜ、私が頼まれたか?

常連客である私の家族が、私が作るカレーが美味しいと伝えたことがあるからです。そして、私は味噌汁の国からやってきた日本人。味噌汁も家族の間でとても人気があり、そのこともWoさんは知っています。

いつも美味しいご飯を提供してくれて、夏場は暑いからと冷たい緑豆をくれたり、手作りのお菓子などをくれたり、雑談好きの気のいいWoさん。

そんな彼女の役に立てるならと、引き受けることにしました。

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まずは、私が普段作っているカレーレシピを、なるべく簡素化して手順を考えて、中国語を調べながら手書きのレシピを渡しました。

私が作るのは、多めの玉ねぎをよく炒めるタイプのカレーです。

台湾のカレーは、味が薄いのか旨味が薄いのか、しゃびしゃびなものも多いので、他店との差別化が図れればいいなーと思いつつ、プロデューサー気分でレシピを提供しました。

この時に、お礼に頂いたのが、お店の商品でもある煮卵9個です。

レシピを書くために、作ったカレーと一緒に頂きました。



さて、お次は味噌汁です。

出汁パックを使うとコストがかかって、他のメニューの価格とのバランスを考えるといまいち。というか、そもそも、台湾で出汁パックを見ない…

考えていると、カツオ出汁が浮上。

・2度出汁が取れる
・出汁を取った後のカツオを使ってまた一品作れる

これなら、儲けも期待できるし、日本ぽい小吃も提供できてよさげ!

と考えがまとまったところで、一緒に作りながら教えることにしました。

その前に、準備をしてもらうべく、出かけるついでに店によって、使う材料の説明をしました。

台湾の味噌の中でも日本の味に近い味噌、カツオ節、醤油、みりん、酒…など
(ここで生きた!台湾の味噌レビュー

この時に、お礼に頂いたのが冬瓜のドリンク

暑い日だったので、駅に着くころにはいい感じに飲み干しています。





さて、味噌汁先生当日。

週末の閉店後、通訳マルコスと一緒に店に行きました。

試作なのに、やたらと大きな中華鍋を取り出すWoさん。

そんなに大きくなくていいよと他の鍋を見渡すと、ちょうどいい雪平鍋がありました。

一番出汁をとります。



具材は、店にあった人参と卵で作ることにしました。



あまり家ではやらない具材の組み合わせですが、美味しく作れました。
Woさんと従業員さんにも好評でいい感じです。



二番出汁をとる手順を教えたら、カツオ節をごま油で炒めて、酒、醤油、味醂で味付けをして、最後に胡麻をふって小菜メニューを試作します。



白米に乗せると美味しいと思ったのですが、白米はメニューにないとのこと。
それなら、そのまま食べるもよし、ルーロー飯や青菜やスープに入れたりしてもよし、という小菜にしようと話がまとまりました。



最後に、Woさんにこれをいくらで売ったらいいかと聞かれました。

価格設定まで相談されるとは思っていませんでしたが、わりと得意な分野なので、経費をざっと計算して、他のスープと同じ価格で売っても利益がでることを確認。

ついでに、コストダウンできそうな材料をピックアップして、売主と価格交渉することを勧めました。(特に、台湾の味噌が高い!)

やっていることが、まるで経営コンサルタントです。

さて、そんな味噌汁先生、改め、経営コンサルのお礼に頂いたのが、

鶏丸ごと一羽!!

いわゆる、丸鶏です。

寒い季節だから、麻油鶏(鶏まるまる使った漢方系のスープ)でも作ってね、と。

以下、閲覧注意!
もう、想像がつくと思います。
苦手な方は退散ください。






















冷凍された、頭つきの鶏を丸々一羽…



とさかまで付いた鶏がカチコチに冷凍されています。
魚は全然平気だけど、鶏の頭や足は苦手なわたくし…



マルコス母に託そうか…

何だか、とても豪快な報酬を受け取り、困っています😅

物々交換の時代は、鶏は生きていたのだろうなと、想像をしながら帰路についたのでした。

コメント

  1. メイフェ より:

    いいですね~♪
    こういうコンサルタント♪
    お味噌汁で惜しい~っていうお店多いですもんね。
    スープが好きな人が多いし、美味しいお味噌汁を出すお店として注目されるかも♪

    それにお礼が卵だったり丸ごと鶏ちゃんだったり・・・
    ものすご~くほのぼのしました。

    それに麺が美味しそうすぎる~!!!
    こういう麺はやっぱり日本ではあまり見かけないし・・・
    自分で作るにも、シンプルなだけにハードルが高そうです。

    • 台湾のゆっこ より:

      メイフェさん

      お礼が面白いですよね。
      何かを貰おうと思ってやった訳ではないので、
      毎回「不用」を連呼したのですが、いいから持ってって~
      みたいな感じだったので、ありがたく頂戴しました(笑)

      乾麺、美味しいんですよ。
      テイクアウトだとくっついちゃうから、店で食べるときは、
      乾麺を注文することが多いです♪

      中国語を勉強して、会話がきちんとできるようになったら
      仕事にならないかな~なんて思ったりしました。
      勉強しないと、本当に進歩しない…(笑)

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