恐!花蓮で「小黒蚊」に刺された話|刺されない対策&刺されたときの処置

体験談

こんにちは、台湾のゆっこです。

6月末にマルコスと台湾の東海岸沿いの花蓮フアリェンへ2泊3日の旅行に行った時のこと、台湾特有の恐ろしい虫、小黒蚊シャオヘイウンに文字通りボッコボコに刺されました。

何度も皮膚科に足を運ぶ羽目になった、悲惨な状態をお見せします。

また、私がオススメする「刺されない対策」と「刺されたときの処置」についても紹介します。

写真が強烈なので、苦手な方は本投稿はパスしてください。


【2020.2.18追記】続編をアップしました。実は本投稿のあと、何度もぶり返します。

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小黒蚊に刺された日

花蓮へは2泊3日の旅でした。出発の日、うっかり虫除けスプレーを机に置き忘れてしまったことで、後に地獄の目に合うとは予想もしていませんでした。

旅の2日目、自然の多い場所を散策していた時のことです。マルコスばかり、やたらと黒い点にしか見えないブンブンとすばしっこい虫に刺されまくりました。腕も脚も蚊に刺されたときのように、あちこちボコボコと膨れています。

マルコスの腕や足。蚊に刺された時の痕に似ています。

「いつもは私の方が刺されやすいのにね」と言いながら、バッグに入っていた日本製の痒み止めを塗ってあげました。

ところが、その日ホテルに戻ると、私も8分丈パンツと靴下の間の10cm程の肌が露出していた部分に、赤いプチプチとした点がいくつか出来ていました。

痒みはそれほど強くありませんでしたが、念のため痒み止めを塗っておきました。

時間差で赤く大きく!とにかく痒い!

旅から帰って来てからも、刺された箇所を痒がっていたマルコスでしたが、痒み止めを塗ったら2日ほどで症状が治まり、赤い痕が少し残っているものの何ともない様子。

一方、私は刺された翌々日あたりから徐々に赤みが増し、ぷっくりと大きく膨らみ、痒みも強くなっていきました

私があまりに痒がっていたので、マルコス母が小黒蚊に刺されたときに効くという痒み止めを買ってくれました。しかし、全く効果なし…

時間差で症状が現れるのは、初めて刺された人の特徴です。(後に知る)

写真が一番分かりやすいと思いますので、経過とともに載せていきます。

【刺された2日後】まだ膨らみも小さく赤みも強くないです

2日後


【刺された3日後】マルコス母が市販の軟膏を買ってくれた日。赤みが増して個数も増えているように見えます。

3日後 脚の後面

3日後 脚の前面


【刺された4~9日後】どんどん赤く大きくなり、痒みも増していき、夜もゆっくり眠れない日々が続きました。


左右それぞれ70か所くらいずつ、合計140か所も刺されていました。

刺されていないはずの腕や顔や首にも発疹あらわる

一方、小黒蚊に刺されてから3日後くらいから、腕や首、顔などにも赤い発疹が出始めました

謎の腕の発疹


日に日に増える謎の発疹。こちらも痒くてたまりません。

食後や、掃除、買い物などで身体を動かした後など身体が温まると猛烈に痒くなります。そんな時はとにかく患部を氷で冷やしていました

市販のの軟膏は毎日塗っていましたが、効果はありませんでした。

10日後 遂に皮膚科へ

小黒蚊に刺されて10日経った日、マルコス母が見かねて皮膚科に連れて行ってくれました。

医師の説明では、腕や顔の発疹は昔蚊などに刺された箇所が小黒蚊に刺された刺激でぶり返したものとのことでした。

そんなことってあるの!?勘弁してよ…

特に私はアレルギー体質で皮膚が敏感なので、小黒蚊の毒に強く身体が反応したようです。

そんな私をダニか何かがまた刺す!そして、水ぶくれがぷっくり。

もう痒み地獄でした。それにしても、酷い脚…


皮膚科で水ぶくれの処置もしてもらいました。

3種類の軟膏と2種類の飲み薬が処方され、痒みから開放されたい一心で、きちんと指示通りに塗ったり飲んだりしていました。

すると、2日ほどであっという間に痒みが引いていきました。

さっさと皮膚科に行っていれば・・・。

ああ、痒くない生活って、幸せ!!

痒みレスな平穏を取り戻すも、脚が汚くてブルー

7月17日現在で小黒蚊に刺されてから18日経ちます。

痒みは全くなく生活に支障はありませんが、脚の見た目がとにかく汚いです。

赤い腫れは引いて茶色っぽく平らになっています。皮膚科の軟膏が皮膚の再生を促しているのか、薄皮が剥けてきます。

思い切って今の状態もお見せします。

18日後 脚の前面
 

18日後 脚足の後面


本当に汚くて恥ずかしいですが、皆さんがこのような目に合わないために、小黒蚊に刺されるとどれだけ酷くなるのかお見せしています。

元の脚に戻る日はいつになるのか。そもそも元に戻るのかも謎です。

【続編あります】実は、その後にぶり返し、更にひどい状態になります↓↓↓

小黒蚊とは?

この小さいけど強烈な黒い虫、小黒蚊とはどのような虫なのでしょう。この機会に調べてみました。小黒蚊 (xiaoˇheiˉwenˊ)は通称です。

学名:台湾鋏蠓(jiaˊmengˇ)/ Forcipomyia taiwana
  ※蚊ではなくブユの仲間のようです。
体長:1.0~1.4mm

(学名に台湾・・・。台湾にしかいないのか、あの小柄な黒悪魔!)

1913年に日本の昆虫学者により台中で発見された。その後、わずか20~30年で小黒蚊は台湾全土に広がった。特に中南部、花蓮は被害が大きい。

花蓮に行ってしまった。無防備で…)

雌の成虫のみ血を吸う。主に草木、水がある、自然の多い場所に発生する 。刺されると痒みが強いのが特徴。初めて刺された時は非常に症状が強く、腫れも大きく痒みも強烈で、1週間から10日ほど症状が続く。しかし、何度か刺された後はこの激しい症状は軽くなり、身体が適応するようになる。

(だからマルコスは症状が軽かったのか!初めての私はこんなことに・・・)

小黒蚊に刺されることへの急速な身体の適応に関する学術研究はない。しかし、身体が適応したからといって、小黒蚊に血を吸われるままにすることは、小黒蚊の繁殖の手助けをしていることになる。そしてその様な人たちは自分は「小黒蚊のサポーター」であると認識するべきだ。自分の子供や孫が小黒蚊の被害に合わないように、自分自身をきちんと守り小黒蚊に餌を与えないようにしなければならない。

(今後、いかに耐性が出来ても小黒蚊のサポーターにはなりません!!

小黒蚊に「刺されない対策」&「刺されたときの処置」

刺されないための対策

① 長袖袖長ズボンでなるべく肌の露出を減らす
② 肌の露出部にはDEET含有の防虫スプレーをまんべんなく塗る。 
 (DEET含有率に合わせて持続時間ごとに塗り直すことも忘れない)

小黒蚊は身体が小さい分、針も短いという物理的な「弱点」があります。

蚊はジーンズの上からでも長い針で刺してきますが、小黒蚊の「弱点」により、薄手のものでも着ていれば刺されません。

肌がどうしても露出する部分には、防虫スプレーが必須です。皮膚科医や研究資料によると、少し強いDEET入りの防虫スプレーじゃないと小黒蚊には効かないということでした。

「DEET(ディート)」
1964年にアメリカ陸軍がマラリア予防のために開発した。日本でも40年以上の使用実績があり、2016年に厚生労働省によりDEET濃度30%まで認可されている。濃度が高いほど 持続時間が長くなる(注:効果が高くなるわけではない)

持続時間は12%で4時間程度、30%で8時間程度である。12歳未満の子供に使用する場合、顔には使用してはならず、以下の使用回数を目安とする。
 ・6か月未満の乳児には使用しないこと。
 ・6か月以上2歳未満は、1日1回
 ・2歳以上12歳未満は、1日1~3回


むらがあるとその隙間から刺されます。手で広げてむらをなくすことが大切です。スプレーしにくい顔や首は、手に吹きかけたものを延ばすといいと思います。

DEET非含有でも小黒蚊の文字が書いてある製品が多いですが、アウトドアや旅行時はDEET含有の防虫スプレーの持参をお勧めします。

私が持っている虫よけスプレー
刺された時の処置

① 掻かない!!
② 患部をとにかく冷やす、または冷房の利いた場所に移動する
③ 勇気を出して皮膚科を受診し、効き目のある薬を手に入れる

まずは決して掻かないことです。

痒みが増してますます悪化し、傷も消えない可能性があります。

そして、とにかく冷やす。痒みが治まります。

台湾は冷房が強めの場所が多いので、冷房がガンガンに利いた電車内、店、皮膚科の待合室では痒みが気にならないくらいまで治まりました。

私が受診した漢方医、皮膚科医も「冷やす」というアドバイスだけは同じでした。

屋外にいる場合もコンビニや自動販売機で冷たい飲み物や氷を買ってガンガンに冷やしてください。とにかく冷房の利いたスーパーに入ってしまうのも手です。

余裕があれば思い切って皮膚科を受診するのも大変有効な手段です。

ちまたで効き目があると言われている白花油や軟膏も殆ど効き目がなかったので、小手先の方法ではなく「治療」をおすすめします。

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海外旅行保険に入っていない場合でも、台湾は医療費が安いのでご安心下さい。日本の保険適用30%と同じくらいか、それより安いと思います。

早めに専門家に見せるのが一番です。小黒蚊という文字を見せれば、台湾の皮膚科なら何のことか分かるはずです。処方された薬はやはりよく効きました。

皆さん、くれぐれもお気をつけ下さい。

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