こんにちは、台湾のゆっこです。
日本とは違うところだらけの台湾結婚式までのカウントダウン物語、本編に戻り第7弾はいよいよ式まであと1週間くらいになってきます。
一番心配だったのは、ダンスパフォーマンスの完成度です。練習あるのみ!
過去の記事はこちら ↓↓↓
第1弾→式まであと207日編
第2弾→式まであと160日編
第3弾→式まであと99日編
第4弾→式まであと64日編
第5弾→式まであと30日編
第6弾→番外編|準備リスト
式まで29日 ダンスパフォで重大な勘違い判明
司会者と初めてご対面したのと同じ日、夜は週に1度のダンスパフォーマンスの練習でした。
いつものように、練習したダンスを見てもらい修正や振り付け変更をしたり、新しい振り付けの練習をしてから、夜中にご飯を食べに行きました。
大雨が降っていました。
色々と食べながら、話をしていると、パフォーマンスのことでどうも話がかみ合いません。
それもそのはず、私とマルコスは4人で踊ると思っていて、先生カップルは私たち2人で踊ると思っていたからです。
この勘違いは大きいぞ!
メールで衣装の確認をしていたときに、どうも話が噛み合わなかったのは、こういうことだったのか!
私は4人の衣装を合わせる話、あちらは私とマルコスの衣装のアドバイス。
なるほど。
ということで、正直に4人で踊るんだと思っていたと伝えたら、先生カップルも驚いた様子。
彼女先生はマルコスの大学の同級生。
彼氏先生はダンス歴20年の大ベテラン。
色んなダンスイベントで賞を取っちゃうような人たちです。
ということで、勘違いを乗り越え、そういうことならと快く4人でダンスを引き受けてくれました。
私たちのダンスが間違いなく見劣りするというマイナスがもれなくついてきますが、どうせなら4人の方が見る方も踊る方も楽しいですからね。
ダンスは前半1分くらいのスロージャズのブルースは2人で踊り(私たちが主役なので)、
後半4分くらいのアップテンポのリンディは4人で踊ることになりました。
本番一カ月前から、4人でのポジションの練習も加わり、さらに練習を重ねていくことになります。
ダンスの練習では、先生カップルも私たちも、お互いのパートナーと険悪になることもしばしば。
気分がのらないときは、時間がないにも関わらず女子トーク、男子トークをして時間だけが過ぎていったりもしました。
今となってはいい思い出ですが、当時は「今日の練習全然進まなかった~」と焦ったものです。
式まで24日 マルコス母、ヘアメイクリハ
台湾の結婚式では、両親も入場シーンがあったり、前のステージに立ったりと、多少目立つシーンがあります。
そこで、マルコス母も同じ友人にばっちりとしたヘアメイクをお願いしていたので、ここで一度ヘアメイクのリハーサルを行いました。
入場で両家の親全員集合
日本の結婚式だと、披露宴の席次表を確認してから後ろの方のテーブルを振り返り、あれがお父さんか?お母さんか?と見たりしますよね。
台湾では入場で両家の親が登場します。
一般的な入場順序は
新郎両親 → 新郎&新婦母 → 新婦&新婦父
新郎両親は入場の流れでそのままテーブルにつきます。
両家の親は一番前のメインテーブルに一緒に着席する
日本と異なり、両家の親はステージの目の前の、他のテーブルよりも大きめで豪華に飾られたテーブルに一緒に着席します。
新郎&新婦母、新婦&新婦父は会場の中央で位置を入れ替え、ようやく新郎新婦が横並びになります。
式まで16日
名札など小物づくりとアイデア出し
準備編でも紹介したような、小物づくりを少しずつしていきました。
受付の名札は念のため、日本語も併記して作りました。
サプライズゲームはろうそくを吹き消すゲームに決めたので、ろうそく、ろうそく立て、本数などをどうするかなどを考えたり、材料を探したり、インターネットで参考情報を探したりしました。
音楽選び
音楽は式の始まる前から最後のゲストが帰るまでの時間分が必要になります。
式のシーン別に6つのセットリスト、少し長さに余裕をもって作ると合計5時間分くらいの曲選びが必要でした。
- 迎賓(開始前)
- 入場
- 再入場&誕生日イベント
- 敬酒(各テーブルを回り乾杯)
- ダンス
- 送迎
好きな曲の歌詞が必ずしもハッピーとは限らないので、良く聞いてみると昔付き合っていた恋人を思う曲だったり、別れの曲だったり…
まずはお互いの好きな曲を中心に、YouTubeでセットリストを作りました。安室奈美恵やB’z(マルコスが好き)は欲しい曲がないこともありましたが、洋楽も含めてかなりYouTubeでひろえます。
あとは、知らない人のカバーバージョンが意外と良かったです。下手な歌手よりうまいです。
オリジナルが見つからない曲は、カバーバージョンを使わせてもらったりしました。
セットリストが大体出来上がったら、司会者とYouTubeのセットリストを共有します。司会者からイメージをつかんでおきたいという要望があったためです。
インターネットで即時共有できる時代は本当に便利だと思いました。
6つのセットリストの始めと終わり、つまり1迎賓と6送迎はYouTubeに沢山アップされているカフェ用に作られたジャズのセットリストをそのまま使いました。
曲選びは楽しいですが時間がかかる作業でした。
式まで10日
旅行に来た友人を2日間観光案内
実は15日前にも友人が遊びに来て案内したのですが、直近では10日前でした。
彼女は仕事先のボスからのサプライズで、直前まで知らされずにいきなり台湾旅行をプレゼントされました。誕生日プレゼントです。
私たちの式の企画とかぶっていますが、断然規模が大きい!
そのボスと私は友人なので、サプライズ企画の連絡を受けて、宿の手配をし、案内をするために日程も確保していました。
私たちの結婚式の日程を伝えてあったのに、なぜこのタイミングで送り込んでくる!?
「刺客を送り込んできた」と今でもネタにしています。
龍山寺、夜市、バー、九份、十分、西門など、台湾が初めてだった彼女を2日間で色々な場所に案内して回りました。
私も一緒に観光気分で楽しみました。
誕生日サプライズのプレゼントが揃う
友人を九份に案内するついでに、まだ揃っていなかった結婚式のサプライズ企画用のプレゼントを探しました。
プレゼントの相手はほとんど日本人だったので、
台湾ぽいもの、台湾ぽいもの…
ここでミニ情報。九份は観光地のわりに意外と物価が安いです。
九份については別で記事を書こうと思っていますが、印鑑作りやカラスミ、お土産のお菓子もものによっては西門みたいな都会よりも断然安く買えます。
ふと、ガラスでできた柿の置物が目に留まりました。
ガラスなので大きさのわりに少し重たいですが、持ち帰るのにちょうどいいサイズ、そして、2個セットで色も形もなんだか気に入りました。
我が家の玄関にも柿の置物が置いてあります。
マルコスに聞いてみると、柿が2つで「柿柿 Shì shì」、この発音が「事事」と同じことから、
「事事如意(すべてが思い通りにいく)」という意味を表すのだそうです。
それなら、結婚式にもピッタリ!
最後のプレゼントが決まりました。
式まで9日 花童の花びら作り
手作りアイテムで振り返っても地味だったな~と思う作業が、子供たちが入場時にまく花びら作りです。
インターネットでマルコスが花びらを注文し、届いたものを開けてみてびっくり。
思っていたものと全然違う。。。
欲しいサイズの3倍以上の大きな花びら4枚で出来た花が届きました。
しかも大きな花びらが100枚くらい、ギューッと型押しされてくっついています。
なんだこれは。造花用の花びら?
とにかく大きすぎるので、マルコス母と2人で花びらを切って小さな花びらを3枚作ります。
この地味な作業を黙々と続けて、子供たちがばらまき放題の大量の花びらを作りました。
カラフルでいい感じです。達成感がありました。
式まで8日
ゲスト人数分の小さなプレゼント注文
日本の披露宴の最後に小さなお菓子を新郎新婦から直接受け取って「おめでとうございます」といって帰っていく、というのがあると思います。
あれと似たような小さなプレゼントを台湾でも準備します。
最後に渡すか、あらかじめテーブルに置いておくかは式によって異なります。
何もない場合もあるそうです。
さて、私たちはこのプレゼントを探し始めるのが遅く、色々な理由でいいものが見つかりませんでした。
いいなと思うと在庫数が足りない、値段が高すぎて200人分は予算オーバー、納期が式までに間に合わない、などなど。
結局注文が結婚式の8日前になってしまいました。
納期は結婚式の2日前なのでぎりぎりですが間に合います。
選んだのは鳥の形の金属素材のしおりでした。
一見、特に問題なさそうなのですが、実は裏がバリだらけ。
(バリ:金属加工をしたときに発生する突起)
しおりなのに、はさんだら本が傷つきそうなくらいバリがあります。
それに、変に使うと怪我をするかもしれません。
ああ、やってしまった。
でももう間に合わない。
ゲストの皆さんすみません。
今回の結婚式の中で、唯一の失敗でした。
ネット注文品は届いてみないと分かりません。
これからの方は注文はお早めに。
しかし、当日は式場が用意してくれた飴が入ったかごも一緒に持っていたので、片方しか取らない人が多くてしおりが大量に余ってしまいました。
日本人の友人たちにはバリの説明をしつつ、なるべく持って帰ってもらいました。
母にも沢山持って帰ってもらったのですが、袋に入ったままのバリバードの群れが眠っています。
ダンスの振りつけ完全に決まらず焦る
私たちの入場の仕方、先生カップルの登場の仕方、4人で踊るときのポジション、4人で横並びでダンスをするときの振り付けなど、練習を続けていました。
式まであと8日という日の練習は、先生たちの都合でいつもと場所が変わり、観光地でも有名な中正記念堂で行いました。
下の建物の赤い柱の部分が夜はライトアップされて、色々な人がパフォーマンスの練習をする場と化します。
若者から少し年配の方まで、ダンスや太極拳やアクロバティックや、色々な練習をしています。
夜はガラスが大きな鏡のようになるので、ダンスの練習には最適な場所です。
観光の方は昼間だけではなくて夜も行ってみると、ライトアップはきれいだし、色々なパフォーマンスの練習風景もおもしろいと思います。
ここにきて、振り付けを変えてみたりして練習をしていたら、夜中の0時だったか時間は忘れましたが、いきなりバッと電気が消えました。
振付が完全に決まっていないのに、強制終了です。夜も更けているので不安を残しながら解散しました。
4人で練習できるのはあと1日だけです。
大丈夫か私たち。。。
つづく
最後までお読みいただきありがとうございます。
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