【台湾の文化】台湾人と日本人の気質の違いを考える

台湾の文化・生活

こんにちは、台湾のゆっこです。

台湾に引っ越して、まだ1年半ほどですが、同じアジア人でも日本と台湾では随分と文化や習慣、人が違うと感じています。

もちろん何人だからと一概には言えませんし、長年経ったら考えが変わるかもしれませんが、今のところ感じている台湾と日本人の気質の違いみたいなものをまとめてみました。

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台湾人は声が大きい

言語が違うので発声の仕方の違いもありますが、市場でも街中でも近所でも、声が大きい人が多いです。朝市では毎日せりが行われているかのような活気があって、店の人たちもお客さんも積極的に会話を交わしながら買い物をします。

特に市場では全てのものに価格表示があるわけではないので、聞かないといくらかも分かりません。むしろ、ちょっと割り込み気味で「これ幾らですか?」と聞いて買い物をしないと、なかなか進まないので、私も値段を聞くフレーズはすぐに覚えてぐいぐい行くようになりました。

マンション4階の自宅の窓を開けていると、下の道を散歩している人の会話がよく聞こえてきます。

一番身近なところでは、マルコスも声が大きいです。私は寝る前や朝一番は静かな方が好きなので、たまにマルコスに声を小さくしようかと促したりします。スピーチ好きのマルコスは、大きな声でずっと話し続けられるので、凄いなと思うこともしばしばです。

台湾人はYES、NOをはっきり言う

台湾人は、”いるか、いらないか”、”欲しいか、欲しくないか”、”食べるか、食べないか”などを聞かれたときに、はっきりと答えます。

断るときの言葉は「不用(Búyòng ブーヨン)」です。

教科書だと「不要(Búyào ブーヤオ)」と書いてありますが、直接的で少し強い返事になってしまうので、日常では「不用」を使います。日本語だと「いりません」よりも、「大丈夫です/結構です」と返答した方が感じがよくなるのと同じです。

意思表示ははっきりしますが、気遣いは忘れていません。

英語で言う「No, thank you」は、中国語で「不用、謝謝」で、より感じのいい断り方になります。覚えておくと大変便利な言葉です。

台湾人は感情表現が豊か

台湾人は喜怒哀楽の表現が日本人に比べてとても豊かで、ストレートで分かりやすいです。

今回のコロナの件でも人々の反応が顕著でした。マスクをしていない人が少しでも咳をすると凄い顔で反応し、さっとよけたりします。そんな反応をされたくないので、マスクをつけようという気持ちになります。

ある日、川沿いを散歩していたときのこと、屋外で密集もしていないので、マスクをせずに歩いていたのですが、何かの拍子に急にむせて咳込みました。すると、目の前をこちらに向かって別々に歩いていた男性2人がそろって、あからさまに私をよけました。あまりのシンクロ振りにちょっと笑えたのと、心配を与えてはいけないと、今後はマスクをすぐにつけられるように、せめて持参しようと思いました。

朝市で見た光景です。小学生くらいの女の子が手に持っている野菜を買うのか買わないのかはっきり返事ができないでいると、母親が「人見知りなので」と言いました。すると店のおばさんは「だったら市場に連れてこないで!他のお客さんが待っているんだから迷惑でしょ!」みたいなことを大声で言っていました。母娘が去って行く背中に向かって、しばらく文句を言っていた店のおばさん。

このように、文句に限らず大声で意見を主張している人を見かけるのは珍しくありません。日本ではなかなかお目にかからない光景です。


60歳を超えているマルコス母もとても感情表現が豊かです。ドラマや映画を観て泣いたり笑ったり、危ないシーンや痛そうなシーンだと本気になって驚いて叫んだりします。

ある日、昼食が準備出来てさぁ食べようと言うときに、電話が掛かってきました。電話に出たマルコス母が、突然すごい剣幕で何かを叫んで電話を切りました。いたずら電話だったようです。随分と興奮していたので驚いて、「誰?ママは今何て言ったの?」と聞いたら、「あれ、今なんて言ったんだっけ、ママ忘れちゃった、あはは」とあっけらかんとしていました。切り替えが凄いです。

私が小黒蚊に刺されてなかなか治らないときは、家族やマルコスの友人や親せきの人たちは一様に眉を八の字にして、とても心配そうな顔で患部を観察していました。

台湾人は時間に大らか

台湾では結婚式が時間通りに始まらないのもそうですが、悪く言えば時間にルーズ、良く言えば時間に大らかです。日本にも沖縄時間があるように、台湾時間があります。暖かい土地では時間を気にしない風潮があるのでしょうか。

出かけるギリギリに準備を始めるので、家を出ようと決めた時間より大抵遅れます。予定のドタキャンや急な時間変更もよくあります。

マルコスの友人たちと食事に行くときも、時間通りに全員集まったためしがありません。習っていたダンスのレッスンも時間通りには始まりませんでした。

私もギリギリにならないとスイッチが入らないタイプですが、人を待たせるのは嫌なので時間は守る方です。この時間の感覚にはなかなか慣れません。これに慣れて日本で台湾時間で行動したら怒られそうなので、慣れない方がいいのかな…

台湾人は我が道を行く

台湾人は人の目をあまり気にしないので、とてもマイペースです。それぞれが好きなように過ごしている感じがします。

引っ越した当初は驚いたのですが、朝市、夜市、街の服屋、雑貨屋、レストランなどの店員さんは、スマホを見たりお弁当を食べたりして、のんびり過ごしています。銀行の受付の人までも、スマホを見ているのには驚きました。

人は人、自分は自分という感じなので、自分が良いと思ったことや方法を取ります。家の前の川沿いを散歩していても、バラエティに富んだ音楽、服装、歩き方でそれぞれ楽しんでいます。

また、お客さんに必要以上に愛想を振りまいたりはしません。その代わり、ひとたび気心が知れると、とても人懐っこくて親切な人が沢山います。

自分がしたいと思ったことは素直に行動に表すので、困っている人を放っておいたりはしません。

私は市場で何度となく助けてもらいました。「肉絲(細切り肉)」という単語の発音が悪くて通じなくて困っていると、隣のおばさんが分かってくれて、店の人に伝えてくれたり、リュックに物がうまく入れられずに困っていたら、近くのおばあちゃんが助けてくれたりします。

電車でも、お年寄りや体の不自由な人に気づくとさっと席を譲ったり、少し距離が離れていても「おばあさん、座りますか?」と大声で聞いている人を見かけます。

自分がいいと思った方法を取る台湾人。かわいい顔をした女の子が、鼻炎が始まって辛いからと両方の鼻の穴にティッシュを詰めて(しかも雑でティッシュがボーボーにはみ出している状態)、これで問題ないと言っていたときは、拍手を送りたくなりました。

台湾人はとてもフレキシブル

台湾人はよっぽど規則が厳しく決まっていない限り、効率を考えて臨機応変に対応をします。

皮膚科で私の順番が来たときに、通訳で診察室に一緒に入ったマルコスは、図々しくも自分の皮膚もついでに見てもらえるか聞いたところ、医師は快諾し、「では薬は奥さんの健保カードに付けておきますね」と言っていたときは驚きました。

恐らく日本ではありえないのではと思います。

このように、より良い方法を思いついたら言ってみたり、取り合えず頼んでみたら案外いけたということが良くあります。

ただし、車の運転もフレキシブルで、日本人の感覚だと予想外の動きをしてくるので怖くて運転ができません。

台湾人はありがとうを沢山言う

「謝謝」は日本語の「どうも」と似たような場面から、目上の人に対する「ありがとうございます」まで使えるとても便利な言葉です。

家族を初め、友人や親戚同士、市場、スーパー、レストラン、病院など、台湾では至る所で「謝謝」が飛び交っています。

食事を作ると、マルコスは毎回「好吃、謝謝(美味しいよ、ありがとう)」と言ってくれます。マルコス母も姉も言ってくれます。私も「謝謝」は毎日何度も言う言葉です。

「これを送っておいてもらえる?ありがとう」みたいに、何かをお願いするときの最後に謝謝をつけたりもします。(欧米か!?)

言われても言ってもお互いが気持ちのよい言葉が、「謝謝」の2音で済んでしまう気軽さもポイントかもしれません。これからもどんどん使っていこうと思います。

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