こんにちは、台湾のゆっこです。
前回の投稿でマルコスの変な弁当を紹介しました。
この記事について友人から質問を受けました。
上の方の白っぽいものはなに?
友人はそら豆に見えたようですが、そら豆ではないので気になったみたいです。
そういえば、日本では見たことがないので、疑問に思う人もいますよね。
でも、あれ?なんで知らないんだろうと、友人の質問に違和感を覚えます。
だって、友人は台湾在住20年の大ベテランでしかも食通なんです。
台湾に引っ越してから、当たり前のように食卓に出てくるし、近所の市場で売っているのでずっと台湾では一般的な食材だと思っていましたが、調べてみるとどうやら基隆特有の食材のようです。
あの白っぽい食材は「蛋腸」と言う、たまごのソーセージです。
中身は茶わん蒸しの卵液の部分と食感が似ています。
YouTubeで蛋腸を作る工程を見つけました。
上の動画の最後で蛋腸をカットしていますが、あのくらいの長さに切ってスープに入れると、マルコスのお弁当のようなマカロンみたいな形になります。
大体スープや火鍋に入れるので、市場でも火鍋の材料を売っている屋台で売られていることが多いです。
なぜ基隆以外ではほとんど出回っていないのか?
作り方も材料も難しくはないのですが、肉のソーセージのように薫製にしないし、保存料を一切使っていないので、日持ちがしないためだそうです。
友人の質問がなければ気づかなかった基隆のグルメ「蛋腸」。
次回食卓に並んだら、もう少し有難くいただこうと思います!
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