こんにちは、台湾のゆっこです。
待ちに待った基隆タワーが昨年2023年12月16日に正式にオープンして1か月ほど経ち、混雑もなくなっただろうと平日の午後に行ってきました。
基隆タワーの印象を先に述べると、
- 見晴らしよし!
- 無料!(今のところ)
- おしゃれな書店!
- 中正公園や主普壇へのアクセスが楽々!
ということで、私はとても気に入りました。
基隆の冬の長雨が終わったら、マルコスや太郎と共にリピート間違いなしです。
では、写真と共に基隆タワーを紹介していきます。
基隆駅から基隆タワーへまで歩く
基隆駅南口を出ると左前方に見える白い観音様の手前にみえるオレンジ色の建築物が基隆タワーです。

駅からは1kmちょっとの距離にあります。(南口の出口は下の地図の「駅」のあたりです)

海洋広場(☆1)の周りにできた新しい遊歩道をぐるっと回り(地図上では道が繋がっていませんが)

基隆港から大通りへ、

スタバが入っているルネッサンス様式の歴史的建物を眺め(☆2)、岸田文雄氏のひいおじいさんの呉服屋があった建物を眺め(☆3)、
そうこうしているうちに、基隆タワーに到着です。

入り口で学生風の少年のオブジェがお出迎えしてくれます。

基隆タワーに上る
入り口奥のスロープを上ります。
平日の昼下がりは人が少なくて快適でした。

タワーに向かって右手にエレベーター乗り場があります。

同じくタワー右手にあるスロープの奥には防空壕の出入り口がありました。


中が少しだけ覗けました。

エレベーターは明るくフレンドリーな係の方たちが順番に案内してくださいました。

4階&屋上に止まるエレベーターと、屋上に直行するエレベーターがあります。
ベビーカーや車いすの方たちは注意して乗る必要がありますが、4階から屋上までは階段でもサッと行き来できますので階段okの方は特に気にせず来たエレベーターに乗って大丈夫です。

【4F】見晴らし抜群おしゃれ書店「遠見人文空間」
初めてなので、まずは4階で降りてみます。

達筆すぎる「人文」という文字の看板。

「遠見人文空間」はきれいでお洒落な本屋さんです。

厳選された書物が並んでいると思われます。

子供用の本もありました。

両サイドには景色と共にくつろげるスペースが点在しています。

靴を脱いで軽く横になってゆっくりできるスペースもありました。

主普壇もよく見えます。

入り口のスロープにあった案内板に、4階はcafebook zoneと書いてありました。

カフェらしきお店は見当たりませんでしたが、一番奥にカフェがオープンするのかもしれません。

とにかくお洒落で、デザインもユニークで、ベビーカーでも問題なく歩けるくらい空間が贅沢に使われた書店でした。
台湾華語の本が読める方にとっては、とても嬉しい場所なのではないでしょうか。
ちなみに4階にトイレはありません。
トイレは1階のエレベーター脇と屋上の主普壇前の展望台の階段裏の二か所のようです。
【屋上】展望台、アフタヌーンティ「崆書屋」、主普壇、中正公園
4階のエレベータの裏から階段で屋上に上がれます。

タワーが突き出した端っこで写真を撮る人が多かったので様子を見ていると、風でタワーが揺れて高所恐怖症ぎみの私は足がすくみました。

下から見るとこの部分。ああ、怖い。

その端っこに人がいなくなったすきに勇気を出して行き、さっと一枚だけ写真を撮りました。(エライぞ、わたし)

では、逆側の主普壇の方へ行ってみましょう。

今まではえっちらおっちら坂道や階段を上っていたのに、この高さまでエレベーターでひゅ~っと来られるなんて便利になったもんや。(急に関西のおじさん)
左右の地図と景色を照らし合わせるのも楽しいですね。


展望台に上がる階段の裏にトイレがあります。

ベビーカーなのでスロープを使います。
ベビーカー同士がすれ違うのは厳しい微妙な幅です。

展望台の上にも学生風の少年オブジェがいました。

いったい、君は誰なんだい?

展望台の下にはアフタヌーンティが楽しめるブックカフェ「崆書屋/house K」があります。
金土日のみの営業なので、この日はオープンしていませんでしたがエントランスからお洒落なにおいがぷんぷん漂っていました。

家に帰ってから少し調べると店内が思っていた以上にアートしていて、雰囲気を味わいながらゆっくりするのに良さそうなカフェでした。
太郎の機嫌のよいときに一度は入ってみたいお店です。
崆書屋の前から主普壇へ。
ここしばらく修繕中で中には入れませんが、基隆のシンボルのひとつでもある有名な建物です。

主普壇の正面には新しい橋「鵲橋」ができていて、このまま真っすぐ坂道を上ると基隆駅から見える白い観音様がある中正公園に行けます。

この日は時間がなくて、中正公園までは行けませんでしたが、以前こちらの記事で紹介しています。
鵲橋に向かって左側にある階段を下ると「信二防空洞」という防空壕への入り口があります。

信二防空洞は第二次世界大戦中に日本軍の指揮中心として、また地域住民の避難所として建設されました。
狭く暗い場所を歩くため、二歳児を連れて行くような場所ではないので今回は入りませんでした。
防空壕の出口は山の下の方になりますので、防空壕に入るのは中正公園などの観光を先に済ませてからの方がいいと思います。
信二防空洞は月曜定休です。
さいごに
基隆の町を歩いて雰囲気を感じながら基隆タワーへ、そして少し足をのばせば中正公園からも基隆港が一望できます。
新しい観光スポットとしておすすめできる場所だと思いました。
基隆タワーも信二防空洞も現在は無料で開放されています。
そのうちに有料になる可能性もあると言われていますので、もし機会がある方はぜひ今のうちに行ってみてくださいね。
【基隆タワー(基隆塔)】
基隆市中正區義二路128號(map)
10:00~22:00(月曜定休)
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