台湾の十五夜【中秋節】は焼き肉を囲む

台湾の文化

台湾も9月半ばを過ぎて、少し涼しくなってきました。おかげで風邪をひいてしまった台湾のゆっこです。

久しぶりの投稿は、台湾の十五夜、9月の祝日「中秋節」について書こうと思います。日本のお月見とはひと味違いますよ。

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中秋節とは

台湾では旧暦8月15日の満月の日は「中秋節」という祝日です。
2019年は9月13日が中秋節でした。8月に引き続き満月のイベントが続きます。

中秋節の夜は、家族で外に出て月を仰ぎ、天について語り、月餅を食べ、柚子を食べるのが元来の過ごし方だったそうです。

今では、家族を始め親しい友人と玄関先や屋上でBBQをするのが主流になっています。

確かにこの時期、夜に家の玄関先でBBQをしている人たちをよく見かけます。庭ではなくて、道路や歩道で地面に座っているかのような低い位置で焼き肉をしているので少し驚きます。

私も家族や友人達と、友人のマンションの屋上でBBQをしました。その様子は後ほど紹介します。

BBQが出来ない場合は、焼き肉レストランへ行くパターンもあります。

さて、なぜ中秋節にBBQをするようになったかというと、諸説あるようですが、ひとつは焼き肉のタレのメーカーが台湾でBBQが流行るように宣伝をしたとか。

もうひとつは、台湾がオーブン(BBQ用のセット)の輸出を試みた時に販売が伸びず、国内販売に切り替え値下げを行ったからだとか。

何が本当か分かりませんが、比較的近年の習慣であることは間違いないようです。

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色々な月餅を貰う

BBQが流行りとは言え、月餅を食べる習慣は残っています。

中秋節の少し前から、マルコス母がやたらと甘いお菓子を貰っていたのは、友人知人同士で月餅を贈り合う習慣があるからでした。

日本のお中元みたいですが、贈るものは変わり種があるものの、月餅ばかりです。

我が家が貰った色々な月餅を紹介していきます。

(マルコスって誰という方、プロフィールまたはマルコスと結婚するまでをお読みください)

昔ながらの丸い月餅がこちら。

中に卵の黄身がまるっと入っていました。割った写真を撮るのを忘れました。。。

マルコス姉は食べ飽きているようで、手を出していませんでした。マルコス親戚から貰いました。




次に新タイプの月餅です。



大きめで中に餅が入っていたり、カレー味があったりもします。カレー味、美味しくなさそうで食べていません、ごめんなさい。マルコス母の友人から貰いました。

右がカレー味。色も黄色っぽいです。



台湾土産のパイナップルケーキで有名な桂徳糕餅も卵黄入りのパイナップルケーキを作っています。箱に卵のイラストも描いてあるのは、この時期の特別仕様でしょうか。これもマルコス母の友人からの贈り物です。

左が卵黄入り、右がいつものパイナップルケーキです。



更に、スタバまで中秋節限定のお菓子を発売しているようです。綺麗な箱でまさに贈り物といった雰囲気です。



見た目は月餅っぽく作ってありますが、餡や卵黄は入っておらず、チョコレート味、ウィスキー味のしっとりした焼き菓子で私好みでした。これもマルコス母の友人からです。

真ん中の箱には、右の中段に置いてある茶色い焼き菓子が入っていました。



4人家族でこんなに貰ってもなかなか食べきれません。未だにテーブルの上に月餅が沢山あります。

おまけの話

その昔、中国は元朝時代、モンゴル人の支配から脱却すべく朱元璋が倒元を企てます。しかし元軍の監視が厳しく、仲間の戦士と連絡を取り合うことができませんでした。

そこで、軍師である劉伯温の妙案により、中秋節に「八月十五殺韃子(8月15日にモンゴル人を殺せ)」と書いた紙を入れた焼き菓子を戦士に送り、反乱を成功に導いたという伝説があります。

この焼き菓子が月餅の由来とも言われています。



台湾の大きな柚子を食べる

さて、次は台湾の大きな柚子を紹介します。柚子といっても、日本の柚子とは違います。日本では文旦の種類だと思ってください。

中秋節ということで家の神檯(Shén tái 道教の仏壇みたいなもの)にはしばらくこの大きな柚子が置かれていました。




台湾の柚子は、中身を食べます。ちょっと古くなってしまったので、皮がしなっとしていますが、縦に切れ目を入れていきます。




果実部分には大きめの種がごろごろと入っています。




種を取り除いて、果肉だけ容器に移していきます。これを冷蔵庫で冷やして食べます。甘くて美味しいです。




皮の方ですが、子供の頭に被せて遊んだりするそうです。我が家はまだ子供がいないので、さわモンに被せてみました。なかなか似合っています。はい、くまモンではなくて、さわモンです。



初参加の”中秋節BBQ” カラオケで歌いまくる

台湾でのBBQ自体も初めてだったのですが、想像以上だった中秋節のBBQパーティ。

夕方6時すぎくらいに、友人のマンションの屋上に集合しました。まだ空が薄明るくて、海のそばの立地もあり夕焼けがとても綺麗でした。集まった人たちで少しずつ準備を始めます。



マンションの屋上には、BBQスペースも水道もあり、設備が整っていました。



どこの国でも同じでしょうか、男性陣が火起こしをしてくれました。

BBQの火付け役かもしれない焼き肉のタレも2種類用意されていました。この焼き肉のタレを、網に広げた生肉に刷毛で塗っていました。

焼き上がった肉に好きなタレを付ける日本のやり方とは少し違いました。台湾ではこのやり方が主流のようです。

左はノーマル、右はニンニク風味のバーベキューソース


マルコスも肉を焼いています



左は鶏の心臓、右は柔らかい鶏肉が鶏の皮に包まれたもの


立派な海老は電気のグリルで焼いてくれました



色々な種類の肉、野菜、魚介類を焼いて、皆のお腹が満たされたところで、屋上カラオケ大会のスタートです!

なんと、マルコスの友人が、屋外カラオケマシーンを持参していました。

スマホで好きな曲のカラオケバージョンを探して、ブルートゥースでスピーカーに繋げて歌い放題です。カラオケマシーンは5,000元(18,000円くらい)で購入したそうです。

歌詞はスマホを見ながら、歌いたい人が歌い続けています。いくら屋上とは言え、マイクの音が近所迷惑にならないか気になってしまいました。

しかし、そんな心配をよそにカラオケ好きのマルコスは歌い続けていました。

TRUSTと書いてあるのがカラオケマシーンです


子供の間で流行っているのか、踊り付きの歌も



酔っ払っているわけでもないのに、皆陽気にワイワイ楽しんでいました。

私とマルコスは少し踊ったりもして、それを見ていた家主のお子さんも一緒に踊りだしたりして、何でもありです。



夜中の12時近くにようやく解散となりました。とても楽しい台湾BBQデビューとなりました。

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