こんにちは、台湾のゆっこです。
2024年の中元節(台湾のお盆)は8月18日(日)だったのですが、その前日の土曜日に基隆港付近で中元節のお祭りがありました。
実はこの日、お祭りだとは知らずに、たまたま月に一度の接骨院を予約していました。
基隆駅を出るとまだ明るい午後4時半ごろの基隆港には屋台が出始めていました。
韓国の朴さんという屋台。
これから接骨院だけど、とても惹かれるBEERの文字。
中元節は英語でHungry Ghost Festivalと訳します。
なぜHungryなのかは、中元節について説明したこちらの記事を読むと理由がわかります。
海洋廣場には龍のオブジェ。
普段の週末より人も多いです。
マルコスは毎週土曜の午後は基隆で英語を教えています。
マルコスの仕事が終わる時間に合わせて接骨院の予約をし、施術中はマルコスに太郎を見てもらうのがいつもの流れでした。
しかし、この日は中元節のお祭りのため17:30から交通規制がかかり、付近の道路は封鎖され、この一帯の駐車場は全て夜中23時まで使用停止となります。
おかげで16時過ぎに仕事を終えたマルコスは、基隆駅から二駅隣まで車を停めに行く羽目になり、たまたま目の前に来たというバスに乗り基隆まで戻ってきました。
接骨院の予約時間には間に合いませんでしたが、幸い私は最後の予約だったので、後ろの人に迷惑をかけることもなく5分くらい遅れて施術がスタートしました。
施術中から段々と外が賑やかになっていき、太郎も「なんの音?」と興味津々の様子。
施術を終えて外に出てみると道路にはものすごい人と、派手派手しくデコレーションされ、大音量で音楽を鳴らすトラックがいました。
海洋廣場では、昼間の龍が煌々と輝いていました。
謎のゆるキャラも台湾らしいです。
子どもの行列ができていた電飾アーチのステップ渡り。
カラフルな提灯のオブジェがとてもきれいでした。
基隆駅前も歩行者天国で、初めての光景に不思議な気分になりました。
30分ほど前にE-Squareから見たギラギラ車が駅まで来ていました。
後で改めてルートを確認してみました。(行進の終了時間が23時というのもびっくり!)
なんと、下の赤矢印だけで30分もかかっていました。
全ルート回るのにとてつもなく時間がかかるではないか!
お祭りの終了時間が23時というのもうなずけます。
お盆のイベントが深夜に及ぶのも台湾らしいと思いました。
最後に基隆駅から振り返って写真を撮ってみました。
とにかくすごい人でした。
そして、賑やかで派手!
日本のお盆とは全く雰囲気が違います。
途中で太郎が子供向けのおもちゃを売っているお店にハマったり、龍や提灯で記念写真を撮ったり、なんだかんだとお祭りの雰囲気を楽しみました。
6年近く基隆に住んでいますが、最寄り駅は基隆ではないので、中元節のお祭りを目にしたのは初めてでした。
マルコスにそんな話をすると、なんとマルコスも初めてだと言っていました。
基隆市民歴は長いけど、人混みが嫌いなので行ったことがなかったそうです。
私も人混みが嫌いなので、こういったイベントはあまり行かないのですが、太郎も楽しそうで、家族3人で台湾の文化に触れるいい機会となりました。
少しは重い腰をあげて、賑やかな場所に顔を出してもいいかなという気持ちが少し芽生えた夜でした。
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