台湾の選挙について日本の友人たちが誤解していること

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

先週1月13日土曜日、台湾では総統選挙立法委員選挙が行われました。

台湾の未来がかかっている大注目の選挙です。

開票の様子が16時ごろからテレビで中継され、私もテレビをつけっぱなしで選挙の行方を追っていました。

結果、総統は民進党頼清徳さんが当選しました。

日本でも台湾の総統選挙の結果についてはニュースなどで取り上げられたそうで、母や友人たちから

民進党が勝ったね!
よかったね!

といった連絡がきました。

その度に、

でも、議席は過半数を超えなかったんだよ
いわゆるねじれが起きちゃったんだよ

といったような返信をしました。

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日本の友人たちの話によると、日本でも台湾の選挙は注目されていて番組などで取り上げられていたけど「総統選は民進党の勝利」という情報のみだったということでした。

実は、同時に行われた立法委員選挙もとても重要な選挙だったのです。

立法委員選挙では113の議席を争います。

57議席で過半数となるのですが、民進党51、国民党52、民衆党8、無所属2という結果に終わりました。

いわゆるねじれ国会というやつです。

これでは、勝ったとは言えません。

選挙の結果を受けて、マルコス家族とのグループLINEに、こうなったら海外に移住かといった冗談とも本気ともつかないやりとりが交わされました。

と、知った風に書いていますが、実は私も政治に詳しくない上に選挙権もないので、民進党に勝って欲しいとしか思っていなかったのですが…



ちなみに今回の選挙の投票率は71.86%でした。

日本では近年の投票率は50%を少し上回る程度なので、やはり台湾は政治への関心が高いと言えます。

実際に、政治の話になると熱くなる人が多く、支持する政党が違うと険悪なムードになることもあります。

マルコスの一族も、民進党派もいれば国民党派もいるので、親戚の集まりで政治の話はタブーだと聞いています。

今後、台湾がどうなっていくのか。

台湾が生活がしにくい国になったら、本当に日本への移住も考えねばなりません。

とは言え、新居に引っ越したばかりなので、できればここで平和に暮らしたいものです。

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