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台湾の「母親節」で感じた違和感、日本の「母の日」とココが違う

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

日本から台湾に戻って2日後、マルコス母やマルコス姉も含む家族で母親節ムーチンジエのお祝いということで、基隆の街に食事をしに行きました。

母親節は台湾の「母の日」で、一年の中でも恐らく最大のイベントだというのは、台湾好きの方はご存じかも知れません。

とはいえ、我が家では特に盛大にプレゼントをするということはなく、家族で食事に行ったり、コロナで外出ができないときはテイクアウトして家でちょっと特別なものを食べたり、ケーキを食べたりというのが通例でした。

今回、この母の日のターゲットが、日本の感覚とは少し違うことに気づいたので、その話をします。

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太郎が生まれる前、母の日のターゲットはマルコス母でした。

マルコス母の子供であるマルコスと結婚した私が、一緒にマルコス母の母の日のお祝いをするのはごく自然のことで、なんの違和感もありませんでした。


さて、2021年秋に太郎が生まれ、私も母になりました。

ということで、去年から母の日のターゲットに私も加わりました。

去年は、「ゆっこちゃんもお母さんになったから」と言われたときに深く考えずに、「ま、ついでかな」くらいに思ってありがたくご馳走になりました。

それから1年経ち、私は「ついで」ではなかったことに気づくことになります。



今年の母の日には私も太郎もまだ日本にいました。

母の日の少し前に、マルコスが職場からマルコス母と私のお花をもらったと写真を送ってきました。



母の日のお花だそうですが、「私の分も?」と軽い違和感

この違和感の正体は、日本では「子供がお母さんに感謝を伝える日」だからだと気づきました。

太郎が大きくなったときに、学校から母の日のお花をもらってくるのならば違和感はないのですが、マルコスはなので違和感があったのです。



それから少し経ち、マルコスから「母の日にゆっこちゃんは台湾にいないから、翌週の日曜に一緒に食事に行こう」と連絡がありました。

私を待たずとも、たまには親子水入らずで3人で食事に行ってくればいいのに、と思ったのですが、そうか台湾は「母」をしている人なら親はもちろんも母の日のターゲットになるのだとハッとしました。

そういえば、EXILEのAKIRAさんが台湾人の妻リン・チーリンさんへ母の日に花を贈っていたっけ。

そのAKIRAさんを、先日ファミリーマートのレジ横で見かけました。



子どもたちの交通安全を呼び掛けているAKIRAさん。

渋いお顔に優しい笑顔ですね。

…と話がそれましたが、今年の母の日の食事は、ボーナスが入ったからとマルコス姉が全て支払いをしてくれて、夫からご馳走になったわけではないというオチになりました。

Bistro Aresというお店だったのですが、パスタの茹で加減はちょうどいいし、エビの背ワタは取ってあるし、味付けも美味しくて、大満足でした。



デザートのティラミスは、スポンジにリキュールがしっかり染みていて、一応ビールを控えた私のアルコール欲求も満たしてくれました。



日本の母の日よりもターゲットが広い台湾の母の日。

太郎が大きくなったら、子どもからも夫からも感謝される日になるのか…

なんだか照れるけど、少し楽しみでもあります。

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