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台湾の物件、高すぎやしませんか?

台湾の文化、生活

こんにちは、台湾のゆっこです。

引っ越し先を色々と探していますが、なかなかコレといった物件が見つからず難航しております。

こんなときに頼りになるのが、マルコス母。

友人知人が多いので、色々な人に賃貸物件がないか聞いてくれました。

とある中古の集合住宅の一室が、マルコス母の友人の友人が売りに出しているというので見に行ってきました。

前回見にいった包丁が台所に置きっぱなしの衝撃の物件(興味のある方は下の記事をどうぞ)とはうって変わって、とてもきれいな物件でした。



犬を抱えて現れたマルコス母の友人の友人であるおばさんが、丁寧に説明をしながら室内を案内してくれました。

そもそも娘さんのために買って中を全面的にリフォームした、という物件だったので、細部までこだわっている住みやすそうな家でした。

肝心の本人に職場の近くに住むからいらないと言われたので売りにだすことにしたそうです。

なんだか凄いすれ違いですね。



我が娘のための家とあって、窓は防音ばっちり&紫外線対策ばっちり、キッチンも新品、洗濯機やエアコンなどの家電も新品、ベッドやソファーもあるし、食器棚もクローゼットもあるし、プロパンガスから都市ガスに切り替えてあるし、ベランダに水道もあるし、これは是非とも住みたいと思う家でした。

きれいさもさることながら、キッチンの配置も気に入りました。

台湾の住宅は独立した細長いキッチンという間取りが多いのですが、この物件はリビングと一体化している私の好きな間取りでもありました。

さらに、マルコス母の友人の紹介なので、知らない人から借りるよりも安心です。



しかし、ここで問題が。

おばさんは売りに出しているのです。

私たちは賃貸物件を探しています。

おばさん曰く、不動産仲介業者と契約をしていて、その契約が10月末まで

それまでに売れなかったら煮るなり焼くなり自分の自由になる、ということでした。

売れないで!

と祈っていましたが、先日売れてしまったと連絡がありました。

残念!

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前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。

その物件の金額が日本の感覚ではちょっとあり得ないほど高かったのです。

分かりやすく、以下日本円で表記します。

今のレートで、ざっくり1元=4.5円で計算しています。

まず物件の条件はこうです。

・エレベーターなしの3階
・築40年オーバー
・2LDK+バスルーム(バスタブなし)+洗濯機スペース+ベランダ
・玄関土間スペースなし(玄関あけると直でリビングという台湾の昔の間取り)
・最寄り駅まで徒歩15分

で、仲介業者を通しての販売価格が3300万円

これはお高い!

日本なら場所によっては新築のきれいで快適なマンションが買えるのでは…

地震の多い国で、耐震性も怪しい築40年オーバーの物件の価格にしては高すぎるような。

おばさんがとてもオープンな方で、聞いてもいないのに色々とお金の話も教えてくれました。

この中古物件を2000万円くらいで購入し、リフォームに500万円ほどかけたのだそう。(購入当初はかなりボロボロだったと想像できます)

直接売るなら3000万円くらいで売りたいけど、もしあなたたちが買うならまだ若いし、赤ちゃんもいるから2750万円でいいわよ。

お気遣いありがとう、おばさん。でも買わないよ。

マルコスもマルコス母も遠慮して貸してくれる場合の金額を聞かないので、私が聞いてみました。

一か月の家賃68,000円で貸してくれるとのこと。

急に相場な価格。



結局、値引きをして3040万円で売れたのだそうです。

いや~台湾の不動産の価格には目ん玉飛び出ちゃいますね。

今回は残念でしたが、コレといった物件が見つかるタイミングがくるでしょうから、それまで地道に物件探しを続けます。


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