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「もっと早く言って~!」マルコスの思い出のタオル

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

今年の春節は例年より早く1月22日にやってきます。

スーパーの果物やお菓子もお正月モードに変わっていました。

「春」と「赤」の組み合わせのシールを貼るだけで、おめでたい雰囲気になるのも不思議です。



韓国産の高級梨には「福」シールが貼られていました。



右上のトラ模様のウサギが妙に気になるお菓子の大箱コーナー。



さて、私と台湾人の夫マルコスの間には、価値観が同じこともあれば、何年経っても価値観が合わないこともあります。

合わないことのひとつが、「物を捨てるか捨てないか」です。

私は要らないと思ったらサッと捨てるタイプ

マルコスは「いつか使うかもしれない」と取りあえず取っておくタイプ

今日はその性格の違う2人が少しだけ歩み寄ったできごとがありました。

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台湾の家はバスルームにシャワーと洗面台とトイレが一緒になっている間取りが多くて、私とマルコスが使っているバスルームもそのパターンなのですが、いつも足ふき用に使っているタオルがバスタブの横のトイレの掃除用ブラシに少し当たってしまいました。

古くなってきたタオルを何枚か足ふきようにお下がりして使っていたので、そもそも古いタオルだし捨てちゃえばいいや、とゴミ箱に丸めて捨てました。

そして、マルコスにも何となくタオルを捨てたことを伝えました。

バスルームのゴミ箱にはふたがないので、捨てたタオルが見えます。

それを見たマルコスが「あれはおばあちゃんとの思い出のタオルだから、どうしよう、洗って取っておこうか、、、ちょっと考える」と言います。

え!そうだったの!?

それならそうと早く言っておくれ!

随分前から足ふきにランクダウンさせて使っていたじゃないか。
君のおばあちゃんとの思い出の大切なタオルで足をふいていたじゃないか。

マルコスは幼少期に両親が多忙だったため、おばあちゃんに育てられています。

マルコス母にマルコスの幼少期を聞いても、よく知らないというくらいなので、本当におばあちゃん子だったのだと思います。

マルコスがいつか何かに使えるかもととっておく、いつもの箱類、ビニール袋類とはわけが違います。

「いつかなんて永遠にこない!」と(私にとっての)ゴミは躊躇なく捨てるし、マルコスが気に入っていた古いシャツももう要らないだろうと勝手に捨てるような私ですが、ゴミ箱に捨てた思い出のタオルを拾い出し、除菌ソープで手洗いして干しておきました。



ちょうど春節で、お空に引っ越したおばあちゃんも家族に会いにくるかもしれませんからね。

ちょっとだけいい妻ぶってみました。

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