台湾の祝日|「教師節」が2025年に復活!

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

台湾では9月28日は「教師節」という祝日でした。

今年は日曜日に当たってしまったのでカレンダー上は赤い日ではありませんが、振り替えで翌日の月曜日に幼稚園がお休みになりました。



実は、教師節は祝日になったり取り消されたりという歴史を経て、今年2025年より祝日として復活したのです。

教師節は日本統治時代の1931年に孔子の誕生日とされる9月28日に式典を開催し始めたことが起源となります。(孔子の誕生日は諸説あり)

その後、1952年に政府により9月28日が教師節として正式に定められ、公共機関や学校の祝日となりました。

しかし、1990年代後半から「台湾は祝日が多すぎるやないかい!」という議論が始まり、ついに2001年の週休二日制改革のときに教師節を含む7日間の祝日が廃止されてしまいました。

2016年に教師節が再び祝日となるのですが、なぜか公立学校の教師には適用されませんでした

教師の日なのに労働者は休めて教師が休めない。

更には学校が私立か公立かで、同じ家庭でもひとりの子どもは休みで、もうひとりは通学するという状況が起こりました。

変、とても変。

どうやら、「紀念日及節日實施辦法(記念日及び祝日実施法)」という法律で、教師節は祝日ではなく記念日だとされていたようです。

そして長年の論争を経て、2025年より正式に9月28日は国民の祝日と制定されたのです。

紀念日及節日實施條例(記念日および祝日の実施条例)」にも孔子誕辰紀念日としてしっかりと記載されていました。(カレンダー上の教師節は通称?)



さて、我が夫マルコスは英語の先生をしております。

今年は勤め先の塾や英会話教室、生徒さんから教師節の贈り物をいくつかいただきました。

お洒落なボトルの白ワインとコーヒーのドリップバッグ。



チリ産のワインですね。飲むのが楽しみです。



こちらのアラビカコーヒーはすでにいただきました。

香りが高くて、とても美味しかったです。



こちらのコーヒーは裏に日本語でも淹れ方の説明が書いてありました。



コーヒーはほぼ毎日飲んでいるので、贈り物がコーヒードリップバッグだととても嬉しいです。



エビの図柄が特徴的なこちらの赤い箱に入っていたのは…



パイナップルケーキ(上)と干し貝柱の月餅(下)でした。



色々な種類の月餅を食べてきましたが、干し貝柱が入ったものは初めてでした。

こんなにゴロっと貝柱が入っていました。



意外な組み合わせですが、これが美味しかったのです。

箱をよく見ると、本ブログでも紹介したことのある基隆の人気カフェ「三奇壹號咖啡館」の名前がありました。

うんうん、美味しいわけです。



他にもケーキをいくつかいただいたのですが、写真を撮る前に食べてしまいました。

マルコスが先生として日々頑張っているおかげで、太郎や私にとっては教師節は休暇とともに美味しいものをいただく日となりました。

いや、その前に…

日々身を粉にして頑張っている先生方に感謝を伝えることを忘れてはいけません。

マルコス、どうもありがとう。

太郎をみてくださっている先生方、どうもありがとうございます。

世の中の素敵な先生方によいことがありますように。

どうも、ごちそう様です。

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