【箸休め】悪い歯医者にあたり歯を失った台湾の義伯母「大阿姨」

箸休め

こんにちは、台湾のゆっこです。

今日は歯がない私の義理の伯母の話です。

この伯母はマルコス母の姉で、7人兄弟姉妹の一番上に生まれたことから、親戚内では「大阿姨 (Dà āyí ダ-アーイー)」と呼ばれています。阿姨はおばさんという意味なので、直訳すると「大きいおばさん」になります。ちなみにマルコス母は2番目なので「二阿姨」です。

大阿姨と初めて会ったのは、マルコスとの結婚が決まり、入籍をするために台湾に来たときです。マルコス母やマルコス姉とも初対面だったのですが、マルコスが写真を見せてくれていたので、顔はお互いに知っていました。

マルコス母は年齢にしては肌がキレイで若く見えるし、可愛らしい顔をしているので、その姉だから同じような雰囲気のおばさんを想像していたのですが、登場した大阿姨は日焼けしてしわがある黒い肌にTシャツ、短パンみたいなラフな服装で登場して、あまりの違いに1ビックリ!

さらに、笑うと「え?歯がない…??」と2ビックリ!!

大阿姨の家の近くで彼女をピックアップしたあとに、一緒にお昼ご飯を食べたのですが、麺のスープに入っていた肉の骨をテーブルの上に直接ペッと出していて3ビックリ!!!

この日、大阿姨と別れるや否や、すぐにマルコスになぜ歯がないのか聞きました。数か月後には台湾に住むことになるわけで、歯がない人がいるのが当たり前な国じゃないことを確かめたくもありました。

マルコスたちの説明によると、大阿姨が以前治療に通った歯医者がとても悪いところで、治療費を儲けるために健康な歯までどんどん抜かれて、今のように歯がない状態になってしまったそうです。その悪徳歯医者は、さし歯を作ってくれることを期待していたようですが、大阿姨はそんなところにお金をかけるタイプではないため、そのままにしているとのこと。

何だか、色々と凄い話です。

どんどん歯を抜いてしまう歯医者も、そこまで抜かれ続けた大阿姨も、そしてまぁいいやと歯がないまま過ごしていることも。

この話で台湾の歯医者の印象がかなり悪くなっていたので、台湾に引っ越して3日目に歯が欠けて歯医者に行かざるを得なくなったときは、不安で一杯でした。しかし、予想を裏切る院内の清潔さ、歯医者の腕の良さに、これまたビックリしたのを覚えています。


そんな衝撃の出会いから、来月で2年が経とうとしています。大阿姨は家が近いこともあり、今では一番頻繁に会う親戚です。

私がパンが好きなので、お土産に買ってきてくれたり、私が作ったご飯を美味しいと言って食べてくれ、食べ終わったら皆のお皿をさっさと洗ってバタバタとにぎやかに帰っていく大阿姨。

大声でワイワイ喋っていたかと思えば、急にソファーでスマホを握ったまま寝ていたり、マイペースな大阿姨。

家に来るとすぐに食べ物を探して食べる癖があるのですが、昔マルコス一家が住んでいたマンションで買っていた金魚のえさを食べて、このお菓子まずいと言ったことがあるというエピソードには大笑いしました。

とにかく、ネタが豊富な大阿姨。(注、ネタにしていますがとても良い人です)



あるときに、大阿姨が忘れて行った免許証をみる機会がありました。写真が若いときのもので、かわいい顔をしていました。マルコス母が若いときはかわいかったと言っていたので納得しました。

更に、歯があるときの大阿姨が笑った写真も、子供のころの写真もかわいくて今とは全然違うので、いちいち「え!かわいい!!」と失礼なことを大声で言ってしまいます。元々の顔の作りはかわいいんです。

歯って大切です。

少し話が戻りますが、初めて大阿姨に会ったときの3ビックリ目、肉の骨をテーブルに直接ペッと捨てていた件は、実は横にいたマルコスも同じことをしていたことに、どんぶりの陰に隠れていた骨で気づきました。(おーい、ちみもかい!)

大阿姨と初めて会ったときに食べた麺

このマナーを日本や他の国でやったらマルコスが恥をかくと思い、マルコスにこれはやめた方がいいと伝えました。

マルコスは日本では絶対にやらないし、台湾でも場所を選んでいて滅多にやらないと言っていました。世界的にはNGなマナーであるとの認識はあるようでした。しかし、それ以降はペッはやっていないそうです。

大衆的なレストランだと、きれいな女性でもテーブルに直接ペッと骨などを出してるのを見たことがあります。これは、台湾でもマナー違反だと浸透していけばいいと思っていることのひとつです。


さて、一度は入れ歯を作ったけど、合わなくて捨ててしまったという豪快な大阿姨が、新しいのを作ろうかと思っているそうです。

入れ歯、大賛成!やはり笑顔には歯があって欲しい!

みなさん、歯は大切に。

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