こんにちは、台湾のゆっこです。
マルコス母の1歳年上の姉「大阿姨」は、笑うと歯がありません。
歯を失ったエピソードに興味がある方は、こちらをお読みください ↓
65歳になり、仕事を引退した大阿姨は、最近よく家に来ます。
いつも元気に登場して、大声で話しかけてきたり、家をとことこ歩き回ったり、気づいたらTシャツを脱いで下着姿になっていたり、愉快なキャラの義理伯母「大阿姨」。
昨日も大阿姨は家にやってきました。
目的は、歯の治療です。
仕事を引退して時間が出来たので、ついに入れ歯を作る気になったようです。
マルコス母が、私たち家族が通っている歯医者に予約を取ってあったので、時間に合わせて大阿姨を連れて出かけていきました。
2人が出かけたあと、夕方になってきたので、私は晩御飯を作り始めました。
YouTubeを聞きながら料理をしていると、突然キッチンの入り口から、「うーうー」と大きな音がしました。
心臓が飛び出るくらい驚いて振り返ると、大阿姨がいました。
歯を抜かれて、止血用のコットンを噛んだまま私の名前を呼んでいたようです。
大阿姨はうーうー言いながら、必死に歯を2本抜かれたと訴えてきます。
なんと、入れ歯を作る以前に、悪くなって治療の施しようもない歯を
2本も抜かれてしまったのです。
よくよく話を聞くと、更に4本抜かれる予定だとか。(悪徳歯医者ではありません)
合計6本
悲惨すぎます。
ん?てことは、まだそんなに歯があったんだ…
麻酔をされて、歯を2本抜かれて、慣れない治療に緊張で消耗しきり、すっかりシュンとした様子の大阿姨。
治療の最後に名前を書くときに、手が震えて字がうまく書けなかったといって笑っていましたが、それって相当な恐怖ですよね。
気づくと、一回り小さくなって、静かにソファーにちょこんと座っていました。
こんなに元気のない大阿姨を見たのは初めてで、気の毒になりました。
麻酔が効いているので、夕飯も食べられないのに、「みんなが食べるのを見てる!」と宣言して、私たちが食べ終わるまで座って休んでいました。
歯がある大阿姨に会えるのは、まだ先になりそうです。
みなさん、歯は大切に。
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