端午節に食べる「しょっぱいちまき」と「あまいちまき」

台湾の文化・生活

こんにちは、台湾のゆっこです。

台湾の祝日「端午節」は、通称「ドラゴンボートフェスティバル」とも呼ばれる日です。

旧暦によるので、毎年日付が変わりますが、2020年は6月25日が端午節。

台湾では、端午節に「ちまき」を食べる風習があります。

去年は日本に帰っていたので食べそびれた「ちまき」、今年はしっかりいただきました。

お腹がはちきれんばかりの、ボリューム満点の「しょっぱいちまき」と「あまいちまき」を紹介します。

北部と南部とで、ちまきも色々な種類があります。

私は台湾北部の基隆市に住んでいるので、この地域のちまきということになります。

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端午節はちまきを神檯シェンタイにお供え

端午節の朝、マルコス母は家の神檯シェンタイ(道教の仏壇みたいなもの)にちまきを左右に6個ずつお供えしていました。

写真を撮り忘れたので、代わりに旧正月のときの神檯でイメージを…

手前のフルーツがある場所に、直にちまきがごろごろと6個ずつです。


台湾では6は縁起のいい数字なので、家族の人数がある程度いれば、6個ずつ買う人が多いそうです。

少人数家族の場合は数個ずつ、逆に大家族は10個も20個も買っていくらしいです。

さて、端午節のランチには、「しょっぱいちまき」と「あまいちまき」が食卓に豪快に置かれました。

しょっぱいちまき

「しょっぱいちまき」にズームイン!


「しょっぱいちまき」は、台湾お得意の電鍋(電気蒸し器)で蒸していただきます。

近年ではちまきを作る人が減っているらしく、近所の市場で1個50元もしたそうです。笹の葉のいい香りがします。


笹の葉をめくると、イメージ通りのボディー色の「しょっぱいちまき」


端っこを割ってみると、黄色いものとお肉がこんにちは。黄色いのは卵黄です。


真ん中を割ります。大豆、干しエビ、しいたけ、豚肉など色々な具材がごろごろと入っていました。


もち米な上に具材もたくさんで、かなり食べごたえがあります。

私が苦手な八角は使われていませんでした。

具材のだしが効いていて、美味しかったです。

あまいちまき

お次は、「あまいちまき」にズームイン!


「しょっぱいちまき」よりも、笹の葉の緑が鮮やかな「あまいちまき」です。あまい方は、冷たいままいただきます。

笹の葉をめくってみると、予想外のボディー色と質感の「あまいちまき」


えいっと全裸にしてみます。かなり黄色、というか黄土色です。


割ってみると、中にはつぶあんが詰まっていました。甘すぎない、少しポロポロとしたタイプのつぶあんです。


「あまいちまき」の方が、米が潰されていて、より餅状でした。

ずっしり重いちまきを2個も、さらに他のおかずも食べたので、お腹がパンパンになりました。

昔は、「あまいちまき」は中身は何も入っていない小ぶりサイズで、それを砂糖につけて食べていたそうです。

端午節とは

食べ物の紹介だけでは、なんだか薄っぺらいので、「端午節ドゥアンウージエ」の説明も加えておきます。

端午節は、文字から想像できる通り、日本の「端午の節句」、5月5日のこどもの日にあたります。

台湾では旧暦を使うことから、カレンダー上では毎年日付が変わりますが、同じく旧暦の5月5日が端午節となります。

端午節の起源には、いくつかの説があります。

5月以降は暑さが厳しくなり、害虫も発生しやすいため、古代の人々は5月を「悪月」または「百毒月」と呼んでいた。

人々は、天に5種類の植物(菖蒲、よもぎ、ザクロの花、にんにく、山丹)を捧げ、毒を取り除いていた、というのを起源とする説。

もうひとつは、昔、古代中国の楚の国王の側近に「屈原」という、優秀な政治家がいた。しかし、祖国である楚の国が侵略され、失望のうちに川に身を投げてしまった。

屈原を慕う民衆は、彼が川の魚に食べられてしまうことを恐れて、ボートで川に出て、竹筒に入れた食べ物を川に投げ入れた。

後に、竹筒が笹の葉に変わり、屈原の命日である5月5日にちまきを食べる風習へと変化した、という説。

屈原の話にも色々な説があるので、その中のひとつだと思ってください。

端午節(別名:ドラゴンボートフェスティバル)には、ドラゴンの形をしたボートに乗ってレースをする、という競技が各地で行われます。

ちなみに、私はつい先日までドラゴンボールフェスティバルだと思っていました。世代のせいです。


元は勇者を偲ぶことから派生したイベントだと思うと、ボートレースの観戦も趣がでますね。

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