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中秋節2023|月餅コレクション、今年は感動レベルの月餅がありました

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

今年の中秋節は9月29日でした。

当日の夜になり神檯シェンタイ(道教の仏壇のようなもの)に何もお供え物がないことに気づいたので、私は道教信者ではありませんが、一応マルコスに伝えました。

遅ればせながら月餅と台湾柚子をお供えされた神様とご先祖様。



こういったイベント以外にも、道教では月に2回、神檯シェンタイに3種類のフルーツをお供えする日があるのですが、そういえば最近その習慣もなくなっているような…



さて、毎年この時期は月餅過多に陥り、賞味期限に追われるように月餅を食べる日々が続きます。

今年もいただいた月餅たちを紹介します。

あり得ない月餅から、感動レベルだった月餅まで、色々とありました。



まずは毎年同じおば様からいただく「佳徳」のパイナップルケーキです。



とても有名なので、台湾旅行のお土産でもらったという人も少なくないはず。



蛋黄酥ダンホァンスー(塩漬けのアヒルの卵黄が入っている)10個と



普通のパイナップルケーキが10個ずつ入った中秋節仕様のセットです。



卵黄入りのものは賞味期限が短いので、先に食べていきます。

佳徳の2種類の賞味期限を比べると、卵黄入りの方はパイナップルより20日も早く賞味期限が切れてしまうのです。



続いて、2つめです。

こちらも毎年同じおば様からいただくスタバの月餅です。



例年に比べると少し小さめのものでした。

プレーンとチーズ味の2種類です。



スタバの月餅は洋菓子ベースなので毎年楽しみです。

賞味期限が長めなので、まだ食べていません。



3つめは、マルコスの仕事関係の方からいただいた基隆ローカル店の手作り月餅です。



真ん中にはとてもスタンダードなタイプの月餅が四つ並んでいて、残りはパイナップルケーキというセットです。



手作りな上に中央の月餅はむき出しなので、先に食べねばなりません。

袋に入っているパイナップルケーキも、手作りをパッケージに詰めているだけなので、そもそも賞味期限が書いていません

なので、とにかくこのセットは優先的に食べていきます。



「むき出し月餅」の白い方は白い餡が詰まっていて、可もなく不可もなく美味しかったです。



黄色っぽい方はカレー味で、私はきっと好きじゃないだろうと思いつつ一口だけ食べてみて、やはり美味しくないと再認識。

スウィーツは甘くあって欲しいのに、カレー味だったり肉が入っていたりするものは、私は好みではございませぬ。(たまに美味しいものもあります)




4つめの可愛らしい箱のこちらは、マルコスの英語の生徒さんのお母様の手作り月餅です。



中には4種類の色合いが華やかな月餅が入っていました。

こちらも手作りなので、早く食べる組に入ってきます。



なんだか見覚えがある、この丸いケース…



マルコスに聞いてみると、やはり以前も手作りお菓子をくれたお母さんのものでした。



正直なところ、このお母さんのスウィーツは美味しくないので、恐る恐る食べてみました。



すると、なんということでしょう!

普通に美味しかったのです!(色々と失礼すぎる)

お母さん、ごちそう様でした!




5つめは、マルコスの仕事関係でいただいた小籠包で有名な「鼎泰豊(ディンタイフォン)」のパイナップルケーキです。



鼎泰豊がパイナップルケーキを作っているとは知りませんでした。

さぞかしお高いのかと思いきや、調べてみるとひとつ40元(約180円)と思ったほど高くなかったです。

説明書きに、「小籠包を食べた後は、パイナップルケーキをお土産に買うべし」といったことが書かれています。



香料も保存料も一切使っていないこだわりのパイナップルケーキだそうです。



確かに、リッチな風味で餡は下の写真のようにパイナップルの繊維がしっかり残っていて、食べ応えがあって美味しかったです。




6つめは、マルコス母の友人からいただいたとてもきれいな箱に入った月餅です。

「MY HUMBLE HOUSE」と書いてあったので調べてみると、台北のホテルが発売している月餅のようでした。



ふたを開けるとお月様。
さすがお洒落なホテルの月餅!きれいです。



中は胡麻、タロイモ、ハスの実の餡の3種類でした。



ここで、ありえない事実に気づきます。

月餅をもらったのは9月28日…



賞味期限が3日も過ぎているではないか!

なんで?なんで?

ま、深いことは考えず、とにかく最優先で消費すべし!!!

ということで、とにかく食べましたが、黄身が硬くなってしまっていて残念ながらあまり美味しくなかったです。

やはりこの手のお菓子は鮮度が命ですね。



7つめが最後です。

中秋節が10日ほど過ぎたころ、もう月餅は要らないよーと思っていた最後の最後に、マルコスの親友ルー君が手土産で持ってきてくれた「台北犁記」の月餅です。

新竹市に住んでいるルー君が、わざわざ台北に寄って買ってきてくれたこの月餅が、予想をはるかに超えてものすごく美味しかったのです。



台北犁記、私は知りませんでしたが有名店のようです。

月餅が入っていた箱に、物々交換とばかりに家にあった月餅を詰めてあげたので、箱はルー君が持って帰りました。

ルー君が選んだのは「酥皮紅豆蛋黃酥」というパイ生地の小豆の月餅です。

お店のホームページを見ると、NEWと書いてあるので新商品だったから選んだのかもしれません。



もっときちんと写真をお撮りするべきでした、月餅さん、ごめんなさいね。

黄身さえ映っていない断面ですが、皮のサクサク感が伝わるでしょうか。



全体にサクサクというより、部分的にとても心地のいいサクサクが潜んでいて、まず生地がものすごく好みでした。

餡も品のいい甘さで、蛋黃とのバランスもばっちりで、とにかく私はハートをズキュンと射貫かれました。

価格はひとつ60元(約270円)と、なかなかの高級品ではありますが、リピート間違いなしという美味しさでした。



ルー君が同じお店で太陽餅も買ってきてくれました。

こちらもとても美味しかったです。



私はまだ店舗に行ったことはありませんが、お店の情報を最後に載せておきます。

ああ、今すぐに食べたい…

【台北犁記】
104台北市中山區長安東路二段67號(map
02-2506-2255

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