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中秋節|親子館イベントに参加、日本の子どもたちと交流するも…

台湾で出産・子育て(43歳で出産)


こんにちは、台湾のゆっこです。

9月29日は中秋節、台湾では祝日の金曜日でした。

毎年この時期は方々からいただいた月餅を、賞味期限に追われるように毎日食べるという幸せな日々が続きます。

2023年の月餅の紹介はまた別の記事でするとして、今日は台湾の子育て支援センター「親子館」で行われた中秋節のイベントの話です。

台湾には各地に親子館があるのですが、今回参加した親子館は車でしかいけない少し離れた場所にありました。

当日はオンラインで日本の幼稚園と繋いで日台の文化交流をしたり、親子館の先生たちが中秋節にまつわるおとぎ話を演じて見せたり事前に日台の子どもたちがお互いに手紙を書き合ったりと、先生も参加する親子も準備が必要な、少し特別なイベントでした。

人数制限があったので早めに申し込みをしたらエントリーができたので、イベントの数週間前に日本の子ども宛ての手紙を書きに親子館に行きました。(太郎はまだ手紙を書けないのでマルコスと私が代筆)

そのときに、ある先生から「劇で日本語で数を数えたいから、1から15までの日本語の発音を教えて欲しい」と言われ、先生のスマホで私の数える声を録音をしたりもしました。

そんな風に準備に少しだけ携わったこともあり、どんなイベントなのだろうと楽しみにしていました。



当日。

普段とは違って、人も多くてワイワイとしている親子館に少し早めに着きました。

友人も来ていたので話をしていると案内があり、色々と準備されている部屋に入ります。

ベテラン先生らしき人からイベントの説明があって(半分くらいは理解したつもり)、日本語でのあいさつの練習を軽く行いました。

「おはよー」

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時間がきたので、日本の幼稚園とオンラインでつなぎます。

台湾サイドは決められたエリアの床に適当に座るスタイルなのに対し、画面の向こうの日本の子どもたちは椅子にきちんと座り真っすぐ前を見ているという、対照的な構図でした。

まずは、ついさっき練習した日本語のあいさつをみんなで言います。

「おはよー!」

20組の親子と10人近い先生たちが一斉に放った「おはよー」のボリュームに驚いた太郎は大声で泣きだしました。

もうその場にいることさえ拒否!

ママ抱っこモードに突入して泣き止まないので、マルコスを残して退出です。



参加時間は正味10秒くらいだっただろうか…

その後、イベントが終わるまで二度とその部屋に戻ることはありませんでした

イベント開始直後に強制終了となったのは私たちのみでした。

いえ、イベント全体を通して、途中退出したのは私たちのみでした。

ひとり残されたマルコスは、他の家族のお父さんにも見えてちょっと笑えました。

太郎と私が一向に戻らないので様子を見に来たマルコスも、結局そのまま別室で過ごしました。

他に誰もいないので、オモチャ独り占め状態の太郎はひとりでずっと遊んでいました。



どんな劇をするのか、日本語で数を数えられるのか、気になって私はたまにイベントの様子を部屋の外から眺めていました。

手前のテーブルには、中秋節に食べる台湾柚子が沢山ならんでいます。



太郎はこういった集団行動が基本的に苦手なので、こんな風に親子で参加できるイメージがむしろ湧かない。



ちょこちょこ見にいっていたので、先生たちが日本語で数を数えるシーンを観ることができました。

顔にペイントしてウサギに扮したり、ひらひらとしたきれいな衣装を着たり、小物も色々と使いながら、予想よりもずっと本格的な劇をしていました。

肝心の日本語でお餅の数を数えるシーンでは、3人そろって5をキレイにスルーしていたので、最後に数が合わずに首をかしげていて可愛らしかったです。



イベントが終了し、オモチャ独り占め部屋にわらわらと人がやってきました。

イベント中に配られた日本の男の子が書いてくれた手紙を受け取り、台湾柚子もいただきました。



きちんと一人ずつ相手を選んで手紙を書いているので、表には太郎の名前が書いてありました。

開いてみると「いつかあそぼうね」というメッセージと共に、ピカチュウの折り紙が貼ってありました。

可愛らしいお手紙にほっこり。



台湾ではこういった親子館のイベントに無料で参加ができるので、保育園に通わずとも親子で色々な経験ができるのはとてもありがたいです。

イベントに10秒しか参加はできなかったのもの、最初と最後の集合写真だけは参加できたし、これはこれで思い出になりました。

太郎が大きくなったときの笑い話もひとつ増えたということで、めでたしめでたし。

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