こんにちは、台湾のゆっこです。
先日は夜王boy38週の健診でした。
見た目にはお腹が下がってきているように見えるのですが、果たして夜王はこの世界に飛び出す準備は出来ているのでしょうか。
この日もいつものように、到着したら受付のテーブルの上から尿検査の試験紙とコップをもってトイレへGO!
そして体重、血圧を測定し申告したところで、別の階で「NST(ノンストレステスト)」を先に受けるように言われました。
NSTはノンストレス状態(子宮収縮のない状態)での、赤ちゃんの心拍を調べる検査です。
知ってるよ、これ!
時間かかるやつじゃん!
日本の病院だと来週はこんな検査しますよ、と伝えてくれるんですかね?
とりあえず、私の通っている総合病院では毎回教えてくれまへん。
指定された場所に行くと、眼力がやけに強い看護師さんが「こんにちは」と現れました。
おお!日本語話す人なのか!
眼力看護師に書類や媽媽手冊を渡すと、あなたは外で待っているようにとマルコスを廊下で待機させ、私だけ室内へ。
室内に入るとカーテンで仕切られたベッドが3台並んでおり、私は真ん中のベッドに通されました。そして、強い眼力と中国語で説明をされます。
あれ?眼力看護師さん、日本語話さないのか?
そうです、期待もむなしく、日本人が来ると事前に知り、知っている日本語で挨拶をしただけとのこと。
機転が利く眼力看護師。
今度は若い看護師が現れて、下は全て脱いでベッドに横たわるように言われました。〇×※◎(難しい英単語)のチェックをすると。
ここでピンときました。
「子宮口の開き」をチェックするのだな、と。
言われた通り、ワンピースの下に履いているものは脱いでベッドに横になります。
ちなみに、脱いだものを置くスペースがないから、自分の横にパンツおいてベッドに横たわるという。(かごも無いんかい!)
若い看護師が私のお腹に2本のバンドを巻きます。
1本は夜王boyの心拍測定、もう1本はお腹の張りを測定するためのものです。
ボタンを渡されて、スマホの中英翻訳で「赤ちゃんが動いたらボタンを押す」という文を見せられます。
で、しばらく放置。
ベッドの横には赤ちゃんの心拍と母体のお腹の張りを示すモニターとグラフが印刷されています。156は夜王の心拍、22はお腹の張りの数字です。
こんな時に限って、じっと動かない夜王boy。
10分くらいして若い看護師が様子を見にきたのですが、夜王の動きが少ないので、廊下で待っているマルコスを室内に呼びます。
どうやら私が空腹状態なのが影響しているらしく、何か甘いものを買ってくるように指令を受けるマルコス。
病院の1階にある売店でメロンパンとオートミルクを買ってきてくれました。
眼力看護師がオートミルクにストローを挿して準備してくれて、
実食!(言いたいだけ)
微妙にベッドを起こしてくれたけど、食べにくい角度で何とかメロンパンを食べていると夜王boyが動き出しました。
私のお腹が動き出すと分かるんですかねぇ。
おもしろいです。
若い看護師に動いたら押して、と念押しをされていたボタンがようやく活躍し始めました。
夜王が動くとモニターから心拍が上がる音が聞こえてきて、
おお、元気に生きているな、
と実感できます。
夜王が動き出してしばらくすると、今度は若い看護師が片方の手にゴム手袋を付けてやってきました。
ああ、きた、子宮口チェックだ。
これが噂の内診グリグリか?
少し痛いですと言われ、子宮口の開きを確認されます。
うう、確かにちょっと痛い…
でも、全く開いていなかったので、グリグリするよしもなくあっさりと終わりました。
1センチくらい開いているかな~と期待していたのに残念。
そんなこんなで40分ほどかけて、NSTがようやく終わりました。
そういえば、この部屋に「産房」って書いてありました。
この奥に出産用の部屋があるのかもしれません。
廊下で待っているマルコスは、眼力看護師から出産時の説明書「陰道生産説明書」や出生記録用紙「新生兒出生紀錄單」を受け取っていました。
特に出産時の説明書には、起こりうる危険についてつらつらと書かれていました。
それにしても、台湾の書類は漢字だらけで読む気がしない…
漢字が苦手なのに、漢字しかない国に住むことになるとはね。
しかも出産することになるとはね。
生まれたら中国語ちゃんと勉強します、とまた先延ばしにするプレママなのでした。
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