こんにちは、台湾のゆっこです。
台湾では春節前から「卵買えない問題」が勃発しています。
我が家は普段は近所の卵屋さんで量り売りの卵を買っているのですが、ある日からぱったりと卵が買えなくなりました。
伝統市場からも卵が消えました。
スーパーにもありません。
卵不足になる!というニュースが出るや否や、買いだめる人が続出して、急に卵が市場から消えました。(今ではひとり一パックのような対策がとられているスーパーもあります)
卵不足の原因は、寒さが影響して産卵率が低下したり、鳥インフルが発生したりと、悪条件が重なったことによるそうです。
それにしても、急に全く買えなくなるとは…
我が家は毎朝、家族4人とも一人1個卵を食べるので一日4個は消費します。
その上、昼食や夕食で卵料理するときは一気に5、6個くらい使うので、卵の消費量がとても多い家族なのです。
う~ん、困った。
でも買えないものは仕方がないと、しばらくは卵ゼロで過ごしていました。
春節も明けたある日、近所に住むマルコス母の弟「大舅」からテレビショッピングで卵を買ったから、おすそ分けすると連絡がありました。(※大舅は「大きな叔父」と言う意味で、マルコス母の兄弟姉妹の長男のあだ名)
へ~テレビショッピングで卵買うって面白いな。
で、やってきた卵が
45個!!
豪快!!
卵ストック指数が0から100に一気に跳ね上がりました。
しかも、要冷蔵とな。
前もって言ってはくれまいか。
冷蔵庫って急にスペース開けるの大変なのよ。
けっこうな量ですぞ、卵45個って。
冷蔵庫にドーンと鎮座する卵さんたち。
ありがたいんですけどね。
気遣いの方向性が独特。
因みに、全部で90個買って半分を我が家にくれたそうです。
あとの半分は自分たちで食べるみたいですが、大舅は奥さんと二人暮らし…
卵自体は新鮮で割ると白身がプリっモリっとしていて、とても美味しかったです。
さて、大舅、急に、大量に食べ物をくれちゃう台湾人気質もりもりの人なんです。
前もって言ってくれたら買い物しなかったのに、ってことも多いです。
大舅が今まででくれた最もありがた迷惑だったものが、大量のタケノコ。
季節がくるとタケノコを山に採りに行っては茹でてくれるのですが、その量がもう嫌がらせレベル。
やっと食べ終わったと思ったら、次のがドーンとやってくる。
そんなに食べきれないから、山に採りに行くのやめたらと言っても、暇だからと採りに行くそうで。
そんなタケノコ逆兵糧攻めにあっていたある日、大人の男性でも一度に持ち切れないほどの大量のタケノコをくれたことがありました。
こういうのが9袋だったと思います。
写真だと伝わりにくいですが、ひとふくろ2~3キロくらい入っています。
麻袋みたいなのにどっさり入っていて、どう考えても我々4人で食べ切れる量じゃない。
全部で20kgはあったはずです。
あっちの鍋もこっちの鍋もタケノコでいっぱいさ~。
確かこの時は、お向かいさんにあげたり、近くに住むマルコス母の友達にあげたり、大阿姨にあげたりしました。(※「大阿姨」はマルコス母の兄弟姉妹の長女、本ブログの人気キャラです)
何なの、このもらい先を探すという無駄な手間は!
自分で配っておくれよー!
と思ったのが正直なところ。
お向かいさんなんて、さばき切れないタケノコをあげる先の候補筆頭みたいなものだから、すでに何度も我が家からタケノコ逆兵糧攻めを食らっています。
そのうち居留守を使われるんじゃ、なんて冗談も冗談じゃなくなる日がくるかもしれませんね。
お気軽にコメントください