こんにちは、台湾のゆっこです。
中秋節の連休に、1泊2日の家族旅行をしてきました。
行先は近場の桃園です。
今回の旅行のメインは、今年8月に横浜八景島がオープンした「X-PARK」という水族館です。
そして、「X-PARK」に隣接するホテル「COZZI Blu」が良さげなので、1人1000元出るという旅行補助金(Go To トラベルキャンペーンみたいなもの)を利用して、安く泊まろうという計画でした。
計画はあくまで計画、という事実を後に知ることになります。。。
ちなみに、今回は連休に被っていたので、渋滞や駐車場待ちを避けて、電車での旅を選択しました。
德馨堂(改修中の洗礼)
我が家は、旅の計画はギリギリな人の集まりなので、前日の夕方に計画を立て始めました。
車の旅ではないため、どうしても行動範囲が狭められてしまいます。
それでも、1日目は、MRTで行ける観光スポットをいくつかピックアップしてありました。
朝7時前に家を出て向かったのは、桃園MRT「山鼻駅」です。
目的地は駅から徒歩数分にある「德馨堂」という建物です。
德馨堂は、清王朝時代に建てられた閩南式の伝統的な住居で、当時の職人さんたちの技術が詰まった歴史的な建築物です。
私は古い建築を観るのも好きなので楽しみにしていたのですが、なんと改修中でした。
しかも、去年の10月から1年間もかけて改修工事をしていたのが、今年の10/7に終わろうとしているというタイミングでした。
(行ったのは10/4…なんというニアミス)
敷地は工事用のつい立てで覆われていたので、つい立ての小さな穴から覗いて終了~!
見たかった德馨堂の写真を、桃園觀光導覽網のHPから拝借しました。
きちんと確認すべきだったという反省は次回の旅行に生かそうと誓いつつ、朝食も食べていなかったので、すぐ近くのセブンでコーヒーブレイク。
「そうそう、この特別なテーブルのセブンに来たかったんだよね」
とノリで会話を楽しむこと30分。
ある意味、予定通りに時間だけは過ぎていきました。
德馨堂
桃園市蘆竹區南山路三段86號
8:00–17:00
(桃園MRT 山鼻駅から200m)
※オープンしているか確認してください
坑口彩繪村
十分な休憩をとり、気を取り直して次の目的地へ向かいます。
山鼻駅のすぐ隣の「坑口駅」で降ります。
坑口駅から徒歩10分ほどの所にある、「坑口彩繪村」という民家の壁にペイントがされている農村集落の散策へと向かいます。
駅から少し離れているので、駅前には台湾のレンタル自転車「YouBike」がずらりと並んでいました。
ならば自転車で向かいたい所ですが、あいにくマルコス母は自転車に乗れません。
そして台湾でも二人乗りは禁止です。
ということで、徒歩で向かいます。
これでもかというくらい晴れていて、雲一つない青空が気持ちいいです。
加工なしでこの色、凄いですよね。
道中、気持ちのいい景色が続きます。
歩いている本人たちは暑くて大変でしたが、雨より1000倍ウェルカム!
ゆっくり写真を撮りながら歩いて、坑口彩繪村に到着です。
写真を撮り忘れましたが、大きなお寺があるので、その手前を左に曲がるとペイント集落が始まります。
芸術で村おこしをするために、少しずつ描かれた絵は今では約1000坪の範囲に及んでいるそうです。
全体を見た感想は、『絵のクオリティやタッチが様々で面白い』です。
それでは、撮った写真の一部を紹介します。
入ってすぐのところに、水牛のペイントと水牛の像。
草のたてがみ(?)を乗せるセンス、嫌いじゃないです。
顔色の悪いミッキー
クオリティ絶妙なミッキーとドナルドダック
昔ながらの住居と思われる古い建築がここで見られたり
距離が遠くて今回は断念したひまわり畑が、ここで見られたりもしました
急に現れた落書き風芸術作品
百歳スープが一杯1万元というぼったくり店
本物の車と絵の恐竜
本物の家と絵の車
昔はこんな風景だったのかと思われる草花の絵
坑口彩繪村はお天気がいいときに是非行っていただきた場所でした。
絵画の他には、空港が近いことがあり飛行機のお腹が良く見える場所でもありました。
飛行機を見るのも好きなので、とても楽しめました。
また、村おこしを自分たちでしたとはいえ、住んでいる住民の方たちは毎日落ち着かないのではと思ったりもしました。
本格的なサイクリングクラブと思しき集団にも出会いましたが、今思うとちょっと騒がしかったです。
坑口彩繪村は住宅街であり普通に人が生活している場所です。
観光者である私たちは十分に配慮をして、静かに回らないといけませんね。
こちらでは紹介していませんが、他にもヤギやパンダの像もあったので、実際に訪れたときに探して見てくださいね。
坑口彩繪村
桃園市蘆竹區坑口
6:00–17:00
長くなってきたので、今日はここまで。
1日目の後半に続く
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