こんにちは、台湾のゆっこです。
マルコスは太郎かわいさのあまり
あれができた、これもできたと
太郎のやること成すことを
過大評価しがちです。
でも、実際はよく観察すると
いや、たまたまだろ、
ということもしばしば。
先日、マルコスがまた太郎をほめていました。
「太郎は天才だね!」
その後に、
「おバカ親だね(日本語で)」と一言。
「親バカ」って言いたかったんですね。
一応正しい日本語をと思い、
「それは親バカって言うんだよ」と教えました。
![ゆっこ](https://taiwanmarcos.com/wp-content/uploads/2020/08/yucco-avatar-resize-2.jpg)
ゆっこ
マルコスは「お」をつければ丁寧になるからと、
とりあえず「お」をつける癖があるよ
それからしばらくして、
また親バカが話題になったときに、
今度はマルコスが「バカ親」と言い間違えました。
そこで初めて気づきました。
「親バカ」と「バカ親」って
単語を逆にしただけなのに
こんなにも意味が変わるのだと。
「親バカ」は場合によっては可愛げがあるし、
自らを親バカと言ったり、親しい間柄だと
相手を親バカだなんて言ったりもできる
どちらかというと陽な雰囲気の言葉です。
一方、「バカ親」には棘があって、
他人の親としての言動を非難するような、
どちらかというと陰な雰囲気がある言葉です。
もしマルコスが「親バカ」と「バカ親」を
言い間違えたら、シチュエーションによっては
相手に嫌な思いをさせるし、
怒られてしまうかもしれません。
ちょっと単語を入れ替えただけで
こんなにもニュアンスが変わってしまうなんて
やはり日本語って難しい!
でも、おもしろい!
マルコスのおかげで「日本語」を
観察し直すよいきっかけをもらっています。
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