こんにちは、台湾のゆっこです。
タイミングがずれていますが、急に思い出したことをアップします。
旧正月にマルコスに台湾流のお年玉をもらいました。春節前夜の晩御飯のあとです。
興味のある方は【台湾の文化】旧正月の過ごし方と変わった習わしも是非お読みください。
台湾流のお年玉
去年はマルコスから私だけでなく、マルコス母、マルコス姉にもお年玉がありました。
今年は、マルコスから私に、そしてマルコスとマルコス姉の2人からマルコス母にお年玉が渡されました。
台湾では大人から子供にだけではなく、日頃の感謝の意を込めて、子供から親にお年玉、夫婦間でもお年玉を渡す習慣があるそうです。
そんな習慣が全く身についていない私は、マルコスとマルコス姉が夕飯が終わったタイミングで同時に部屋にお年玉を取りに行っている間、何のことやらとポカンとしていました。
マルコスから貰ったお年玉
日本ではお年玉はポチ袋を使いますが、台湾ではお年玉も結婚式のお祝いもすべて同じ「紅包(ホンバオ Hóngbāo)」という赤い袋を使います。
紅包の裏には日本語でメッセージが書かれていました。去年は英語だったので、日本語力の進歩に感心しました。
今年の紅包は分厚いし、コインも入っていて重みがあるなと思ったら、8,888元(32,000円くらい)も入っていました。
8は縁起の良い数字だから、8,888元にしたそうです。
紅包の中には日常生活で見たことのない、2,000元札と200元札が入っていました。台湾のお札は色がカラフルです。お札は全てピン札でした。使うのが勿体ないのでとりあえず保管。
こうして並べてみて初めて気づきました。日常で最も頻繁に使う10元コインをよく見るとオジサマの顔が2種類あります。
少し調べてみると、オジサマが正面を向いていて、数字の10がドカンと大きい方が新しいコインで、民国100年(2011年)から使われているそうです。
そして、オジサマは孫文とのこと。
オジサマが斜めを向いていて、数字の10が小さい方が古いコインで、民国70年(1981年)に発行開始です。
オジサマは蒋介石です。衛兵交代で有名な中正記念館で何故か”銅像”が守られています。
マルコスのお年玉のお陰で、少し勉強になりました。
夫婦間でお年玉を交換しても出どころ同じだけどな、と思ってしまいますが、来年はこの文化に馴染んで私からもお年玉を渡すのでしょうか。
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