こんにちは、台湾のゆっこです。
昔は古くて薄暗かったという港町、基隆。
そんな街の改造計画がここ何年かで着々と進行しています。
その中のひとつが、田寮河に架かる橋の大改造です。
以前、本ブログでも田寮河にかかる橋と十二支のモチーフの紹介をしています。
田寮河には基隆港から遠い方から、子丑寅卯…と十二支のモチーフがデザインされた橋が架かっています。
今回、大幅に改造をしようとしているのは、田寮河の一番港側の橋、十二支の戌と亥がモチーフになっている橋の部分です。
下の写真の左が基隆港、正面の白い建物はリニューアル改装中の文化中心、そして二本の橋の間が工事中になっています。
現在は、基隆港と田寮河(内陸部)を行き来するにはどこかで横断歩道を渡らねばなりません。
歩行者は、信号が変わっても突っ込んでくる車やバイクに細心の注意をはらいながら横断歩道を渡ります。
そして、車にとっては高速から降りてくる車や大通りが合流する場所で、交通量がまあまあ多い場所でもあるので、信号待ちが長く感じる場所でもあります。
そんな双方のストレスが、大きな橋が完成すると大幅に軽減されます。
下の図が完成図です。(Cは文化中心)
田寮河と基隆港の間に大きな橋を架けることで、車と人が完全に分離した動線ができあがる計画なのです。
もう一枚、別の角度の完成図がありました。
このNの部分が、私が撮った写真の工事中箇所です。
雨が多い季節は基隆が嫌いになりかけますが、こうして港町を歩いていると変化が面白くて、まだまだ美味しそうなものも沢山ありそうで、基隆っていいな~と気持ちが盛り返したりするんですよね。
まるで、夫婦関係みたい。ふふ。
例によって、完成がいつになるかは分かりませんが、また様子をみてレポートいたします!
お気軽にコメントください