こんにちは、台湾のゆっこです。
先日、九份や十分に行く機会がありました。
観光客が少しはいるものの、閑散としていて人口密度がとても少なかったので、自家用車で移動をして、マスクをつけ手洗いを頻繁にしていれば、こういった観光地に行ってもコロナの心配は少ないと感じるほどでした。
閉まっている店があったり、開いていても経費削減のためか照明を薄暗くしている店があったり。
店の方に話を伺うと、お客さんが少ないので少しでも売り上げを出そうとキャンペーン価格にしているという店もありました。
ランタンが殆ど飛んでいない十分
十分が近づくといつもはランタンが沢山飛んでいる空に、この日は目を凝らして、ようやく一つ見つかるという具合でした。
いつもの駐車場に車をとめて、線路を横切り、平溪線のホームを通り抜けて十分老街に向かいます。
ランタンがひとつだけ飛んでいるのが見えます。
ホームにはのんびり毛づくろいする猫。十分のホームで猫がくつろいでいるのをよく見かけます。この猫の縄張りなのかな。
人はまばらで、閑散としています。
ここに住んでいる猫たちにとっては、こんなに人が少なくてゆっくりできるのは猫生初!?
普段はランタンを飛ばす人が順番待ちしている線路も、殆ど人がいません。
普段の様子↓
反対側もこの通り。これだけ少ないと飛ばしたランタンの行方を見失うことはなさそうです。
普段の様子↓
12時45分くらいでしたが、空いてないお店もポツポツありました。
普段は写真を撮る人でごった返しているつり橋の正面も、こんなに奇麗に撮れました。
普段の様子↓
今回撮った写真と前に撮った写真、モザイク加工の大変さが全然違います。
すいすい歩ける夜の九份
17時すぎくらいに九份に着きました。いつもは車がずらりと並んでいる駐車場も、この日は待つことなく駐車できました。
裏道を抜けて、この道から九份老街に入ります。ここは、普段は写真待ちの観光客が沢山いる人気の撮影スポットですが、人がいません。店も閉まっていました。
もう桜が咲いていました。
ちょうちんに明かりが灯る時間になっても、すいすいと歩けます。
普段の様子↓
有名な阿妹茶へと下る階段手前のお気に入りのカラスミやさん。遠目からのショットも余裕で撮れました。(ついでに宣伝。このカラスミ屋は店員さんは感じがいいし、美味しいし、安いし、交渉したら値引きもしてくれます。オススメです!)
たまに立ち止まって写真を撮っている人がいる程度で、階段もすいすいと進めます。
普段の様子↓
こちらが阿妹茶です。これを見たくて観光客が押し寄せるわけです。
そして、阿妹茶が奇麗に見える人気の撮影スポットがこちらです。この日は、ゆっくり写真撮影ができました。
普段の様子↓
階段を下り切って、下からも撮ってみました。階段がはっきりと見えます。
九份も観光客激減のダメージは計り知れないと思いました。店舗が自前ならまだしも、家賃を払っている店はどうなってしまうのか。ある店では1日の売り上げが200元しかないこともあると聞きました。
流行りにのって、ここ1年弱で九份にも急激に増えたタピオカドリンク店、大打撃を受けていると思います。
意外と人が多かった猴硐
十分から九份に向かうときに、立ち寄った猴硐には雨にもかかわらず、意外と人が沢山いました。ここは猫が沢山いることで有名な通称猫村です。
駐車に困ったのは、この日ここだけでした。海外からの観光客よりも台湾の観光客が多いスポットを選んで、台湾人はデートをしたり、家族で遊びに行ったりしているのかもしれません。
この日、帰ると腕を3か所刺されていました。
十分の橋のあたりで、小さな黒い虫が飛んでいるのに気づいて、まさか小黒蚊!?と花蓮での恐怖がよぎり、慌てて虫よけスプレーをしましたが間に合わなかったようです。
小さな水ぶくれができて、皮膚は赤く固くなっています。写真では分からないですが、赤い部分の直径の3倍くらいの範囲がボコッと腫れています。
こういうのが3つもあります。痒くて不快で、数日間はゆっくり眠れませんでした。
コロナ対策は万全でしたが、虫よけ対策に抜けがありました。我的天啊!!
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