こんにちは、台湾のゆっこです。
台湾では3月5日から大人は1週間に3枚までマスクが購入可能になりました。
その3枚に切り替わる前日の午前中のこと、マルコス母は「チーゴンスォ」で13時半からマスクを売るから、午後に買いに行ってくると言いました。
そんな名前の特約薬局が近所にあるのかな、と思いながら話を聞いていた私。
健保カード番号の下一桁が偶数か奇数かで、購入可能曜日が分かれています。我が家は4人家族で、ちょうど2人ずつ偶数と奇数。
3月4日は水曜日で、マルコスとマルコス姉が購入可能でした。本人たちは仕事で不在ですが、2人から預かっている健保カードを代理でもっていけば購入できます。
ただし、持参できる健保カードは1人2枚までです。
生粋の台湾人であるマルコス母は、基本的に時間にのんびりしています。1時半より前に区役所に向かったりなんてしません。
1時半を15分くらい過ぎたころ、ようやく出かけていくマルコス母。
時間には割りときっちりしている日本人な私は大丈夫かなと思っていたら、2人分のマスクを持って思ったよりも早く帰ってきたマルコス母。
この日は雨だったおかげか、行列はなくてすんなりと買えたと言っていました。
「へぇ、チーゴンスォは買いやすい薬局なのかな」と思って、この日の夜、帰ってきたマルコスにこのことを話していたら、「チーゴンスォ」は「區公所(Qū gōngsuǒ)」、つまり区役所だと判明しました。
一つ一つの漢字は読めるけど単語を知らなかったので、ただの固有名詞に聞こえていました。
区役所でもマスクを売っているなんて知りませんでした。雨の日の区役所って案外穴場かもしれないです。
ということで、家のマスクの在庫がもうすぐ無くなりそうだったところ、ちょうどいいタイミングで4枚手に入りました。
マスクはこんな封筒に入っていました。
プリントされている囲みの中を訳してみました。
次の3つに当てはまる人はマスクをしましょう: 呼吸器症状がある人、慢性疾患がある人、患者の付き添いの人 コミュニティの薬剤師たちはあなたを気にかけています
薬剤師さんたち、気にかけてくれてありがとうございます。
封筒の中にはMade In Taiwanと書かれた白いマスクが2枚入っています。
ちなみに、3枚買えるようになった初日は、さすがの区役所も行列だったらしいです。
さて、今日は土曜日なので私とマルコス母がマスク購入可能です。
今朝は9時からマスク販売を開始する特約薬局に行くと、マルコス母が9時くらいに出かけて行きました。お約束の少し遅め出発です。
私は起きて間もない時で、ホットケーキでも焼こうと準備しているときだったので、マスクを買う現場に立ち会うのは次回に持ち越すことにしました。
15分くらい待ったそうですが、無事に封筒を2つ持って帰ってきたマルコス母。
今日はピンク色のマスクでした。デザインは同じです。
こうして、マルコス母のおかげで、先日の白4枚と合わせて、合計10枚の新しいマスクが手に入りました。
一方、マスクがばんばん使い捨てにできないので、マルコス姉が同僚のお母さんが作っているというマスクカバーを買ってきてくれました。
筒状になっていて、マスクを中に通して使います。
こちらの面が外側になるそうです。マスクばかりの写真で味気ないので、イタリアで買った猫の置物を添えてみました。
こちらが内側で、口にあたる方です。もう一匹の猫を添えて。
できれば使った都度洗って、干して再度利用します。サイクルに余裕ができるように1人2枚持っています。
かつて世界中がこんなにマスクに注目したことがあったのでしょうか。コロナが収まった後、アジア以外でも日常でマスクをする人が増えるかもしれませんね。
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