引っ越しまであと7日|日本とは違いすぎる賃貸物件

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

マルコスと太郎と3人での新生活をスタートする日まであと6日となりました。

物件を見つけるのも難航し、1年以上も時間がかかったのですが、今度は台湾の賃貸物件のあたり前が日本と違いすぎて、なかなか苦戦しております。

オーナーのキウィさんが知人とあって、対応はよい方ではあります。

連絡をすると直ぐに返信がもらえますし、対応も悪くはないです。

ですが、

・キッチンのガスが付かない
・電球が切れている
・玄関の鍵が交換されていない
・要らない家具の処分は自分たちで
・掃除が行き届いていない(これが大変)

などなど、日本の物件ではあまり起きないことが多発。

賃貸契約が始まってから、それらの問題をひとつずつクリアにしています。



ガスはキウィさんがメーカーに連絡をしてくれて、マルコスとキウィさんのお母様(ご近所さん)立ち合いの元、解決。

原因は電池切れでした。

ついでに、ガスレンジの換気扇のカバーをキレイなものと交換してくれました。



リビングと2つの個室の電球が合計4つ切れていました。

こちらは自分たちで電球を交換し、費用はキウィさん持ちということになりました。



玄関の鍵が交換されているのかが気になったのは私でした。

キウィさんに聞いてみると、やはり交換はしていないとのこと。

台湾では玄関の鍵を交換しないまま、次の住人が住むことが一般的だそうです。

防犯上気になることをキウィさんに伝えると、鍵を交換してくれることになりました。

キウィさんは普段はとても忙しいので、ご近所に住むお母様が手配をしてくれるはずが、なかなか連絡がないのでこちらから聞いてみると、体調を崩されて予定が遅れているとの返信がきました。

お母様は元教師できちんとした方なので、放置していることはないと思うのですが、鍵の交換はまだされていません。



今回の賃貸物件は家具家電が基本的についていないのですが、少しだけ置いてある家具で不要なものがありました。

ダブルベッドと丸いスツール3個です。

これらが要らないことを、キウィさんが物件の状態を確認しにきたときに伝えました。

ベッドもスツールも捨てる前に使う人がいるか聞いてみるとキウィさんは写真を撮っていたのですが、何日か経っても連絡がないので使う人はいない様子。

特にベッドは場所をとるし、待っていては引っ越し作業が進まないので、こちらで捨てる旨を伝え、マルコスが粗大ごみの処理法を基隆市の担当部署に電話で確認して、ひとりで大きなマットレスとベッドフレームを外に運び出し処分しました。

台湾では(基隆市ではかもしれませんが)大部分の粗大ごみは無料で引き取りに来てくれるのですが、その大きな家具などを自分たちで所定の場所に運ぶ必要があります。

とくにマットレスが重くて大変だったようで、マルコスは肩の前の筋肉という変な部分が筋肉痛になっていました。



最後に掃除です。

日本では、オーナー側が物件を借りて欲しいからきれいに掃除をした状態で内覧をすることが殆んどだと思います。

ところがどっこい、台湾では掃除どころか、キッチンに包丁が出しっぱなしで内覧した物件まであったくらい、日本とは事情が違います。

台湾ではオーナーの方が権力が強いのです。



今回の物件は築浅でもあるし、比較的きれいではあったのですが、キッチンの流しに葉野菜がこびりついていたり、壁は前住人が汚したままだったり、電気スイッチやコンセントやインターフォン電話の上には埃が溜まっていたり、トイレも適当にしか掃除されていません。

物件を内覧したときは、キウィさんのお母様が案内してくれたのですが、清掃をした後だといっていました。

そして、他に清掃して欲しい所があれば知り合いに頼むので言ってね、ということだったので、そのときに気になった窓の掃除とベランダの掃除をお願いしました。

次に物件に行ったときは、窓もベランダも前よりはきれいになっていました。

そして、いざ引っ越し準備を開始するにあたり、まずは掃除から始めたのですが、これがとても大変。

前の住人はお借りしている物件をきれいに使おうという気遣いは全くなかったのだと思われます。

それが原因で賃貸契約も打ち切られたくらいなので、気になる箇所が沢山ありました。

まずは、上から掃除しようと、壁掃除から始めました。

一体どうやって汚したのかわからない染みやら黒や青や赤い線のようなものがよく見ると沢山あります。

壁紙ではなくて、塗り壁なので、なおさら掃除がしにくくて大変でした。(まだ完全には終わっていません)

壁の掃除をしつつ、電気スイッチやリモコンや扉などの埃や汚れも気になる部分をキレイにしていきました。



そして、床です。

湿度の高い台湾では床はタイルが一般的です。

そのタイルの上を内覧時から土足で歩いていたので、床も全体的に掃除して、靴を脱いで上がれる状態にしました。

これもとても大変でした。

きっと日本ではそもそも土足で上がらないだろうな…



家電はエアコンだけは元々備わっていました。

しかし、どうみても掃除されていなそうなので、マルコスが3台のエアコン掃除を担当しました。

フィルターにはギョッとするくらい分厚い埃がたまっていました。

エアコン本体も全体的に掃除をして、完ぺきではありませんがサラッとはきれいになりました。

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まだまだ掃除が必要な部分がありますが、一方で注文した家具も続々と届き、一昨日は置くタイプのフローリング材が大量に届きました。

キッチン以外の床を木目調のフローリング材で敷き詰めようとしているのです。

昨日はフローリングを敷き詰める作業に入る予定が、太郎がママがいないとダメというモードに入ってしまい、留守番をお願いしていたマルコス母からヘルプの連絡が…

太郎とマルコス母も一緒に新居に来てもらい、フローリングを敷こうとすると、また問題が発生。

ジョイント部分のクセが強くて、うまく入れないと平らにならないのです。

そして、太郎はずっとママ抱っこと言って私のそばから離れません。

これでは作業が進まないと、私と太郎は自宅にもどり、マルコスとマルコス母で作業をすることになりました。

「ああ、私も作業したい」と歯がゆい思いでした。



そんなこんなで、掃除に時間はかかるし、フローリングは思ったように進まないしで、引っ越しに間に合うのかという状況です。

そして、太郎がかなりの夜型にシフトしてしまっていて、昨夜も寝てくれたのが0時半。

ブロブを書く時間がなかなか取れませんが、引っ越しまでのカウントダウンを自分の記録として書いていければと思っています。

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