こんにちは、台湾のゆっこです。
私は43歳で第一子を台湾で出産しました。
太郎は1歳3か月になりますが、今でもふとした瞬間に、自分が母親であることが不思議に感じることがあります。
ついでに、台湾人と結婚して台湾に住んでいることも、今でも不思議です。
でも、ブログの最初の記事で書いていている通りの出逢いがあって、今ここに住んでいるのですよね。本当に人生、なにが起こるかわかりません。
人生の波に流されるように台湾に住んでいる私ですが、住んでみると台湾は日本と距離は近いけれど、思っていた以上に食も人も文化も異なる部分が多く、出産に関しても色々と違いがありました。
出産そのものに関しては、以前かなり詳しく(ある意味生々しく)「台湾出産ものがたり」というシリーズで書いています。
出産そのものも、(私がYouTubeで見ていた)日本のやり方と色々と違いがあったのですが、出産後も日本ではあまりない過ごし方をしました。
出産のための入院期間が終わると、そのまま病院から「月子中心」という産後ケアセンターへ直行し、そこで3週間ほど滞在しました。
そもそも月子中心という施設の存在を知ったのは、台湾に引っ越してからでした。
「出産後は月子中心に泊まって、ゆっくり過ごした方がいい」というアドバイスをもらったのは、台湾に引っ越して間もなくのことでした。
当時、唯一の台湾人の友人だった彼女から、「産後の身体は大事だから、お金はかかるけどマルコスに出してもらって」と強く勧められました。
その時は、まだ妊娠のにの字もなかったので、そんな施設があるんだ、へぇ~という感じで聞いていました。
そんな話を聞いてから、約3年後、私は実際に月子中心に泊まることになります。
これが、本当に素晴らしい施設で、確かにお金はかかるのですが、それ以上の価値があったと今でも思っています。
特に、私はかなりの高齢出産でしたから、もし日本で里帰り出産をしていたとしたら…と想像するだけでめまいがしそうになります。
私の月子中心での経験もブログでシェアをしようと思いつつ、1年以上の時間が経ってしまいました。
ずぼらな性格はいくつになっても直りませんね。
先日、そんなズボラな私のやる気スイッチが、ようやく押されました。
Voicyで台湾在住ノンフィクションライターの近藤弥生子さんと、ルワンダのタイ料理屋店主CKさんとの対談で、月子中心のことが話題にあがっていたからです。
CKさんのチャンネルでは、近藤弥生子さんに月子中心のこと、そして台湾のシッター制度について色々と話を聞いています。
近藤弥生子さんのチャンネルでは、CKさんにルワンダでの子育てや日本とは全然違った環境の話を聞いています。
どちらの対談もとても面白かったので、是非聞いてみてください。
お二人とも、子持ちで離婚し海外で子育てをするという、なかなかパンチの効いた経験をお持ちで、そんな経験も別の放送で結構オープンにお話しされています。
海外の出産や子育て事情など、日本とはかなり違った風潮や制度、文化の話がとても興味深いですし、日本の子育て環境は世界的にかなり過酷なのだと思いました。
日本では、この4月から「こども家庭庁」なるものが設置されますね。
子育て家庭に向けて、アンケート調査も実施されていますので、1人でも多くのリアルな声が届くように、お時間があれば参加されてください。
ということで、ぼちぼちと「台湾出産ものがたり」シリーズの続きとして、月子レポを書いていきますね。
ご興味のある方は、お付き合いください。
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