こんにちは、台湾のゆっこです。
先日はちょっと怖いキーワードで紹介した「三坑駅」。
(関連記事:ゴーストタウンみたいなエリアが恐怖だった話)
実は美味しいものが駅前に2つ並んでいます。
ということで、今日は三坑駅をワッショイ持ち上げるべく、グルメを紹介します。
ひとつは「古早味麺線」の麺線、もうひとつは「高記手工粉圓」の手作り粉圓です。
粉圓は澱粉で作った丸いもちもちした団子のことで、タピオカも粉圓の一種です。
そして、この2軒はすぐ見える位置にあります。
ぜひハシゴをしていただきたく、同記事にまとめていきます。
古早味大腸麺線焿
麺線はピリ辛がおすすめ
三坑駅の改札を出たら、正面にある階段を降ります。
階段を降りたら右手から、高架下を出ます。
高架下を出るとすぐに臭豆腐屋があり、その隣が「古早味大腸麺線焿」です。
看板に45年の老舗屋台と書いてありますが、実は2階部分に1955年創業とも書いてあるので、実際は65年だと思います。
きっと2000年に作った看板をそのまま使っているのでしょう。
20年は誤差なのかな?
台湾ぽいです。
メニューはとてもシンプル。
おすすめは麺線です。
麺線 小35元(約125円)大50元(約180円)
とろみのあるスープに、モツと肉のつみれが入っています。
少しだけ辛くしてもらうのがおすすめ。
写真は小です。
小で十分の量が入っています。
麺線は”短いそーめん”がイメージに近いでしょうか。
さらっと食べられる代わりに、腹持ちはしませんが、はしごするのにちょうどいいです。
私が初めて食べたのは、引っ越して間もないときで、人生初麺線がこの麺線でした。
台湾のモツ美味しいのかなぁ…と少々疑う気持ちで食べてみたら、なんと美味しいではないか!と、一瞬で★つきまくりました。
ひとつ難点を言えば、隣の臭豆腐屋から漂ってくるにおいが強烈なので、私は外帶(持ち帰り)専門です。大丈夫な人は、店内で食べる方が楽です。
店の基本情報
古早味大腸麺線焿
基隆市仁愛區龍安街205號 map
8:00–18:30
(台鐵三坑駅すぐ)
三坑高記手工粉圓
老舗のもちもち粉圓
麺線屋と同じ並び、20mくらい離れたところにあるのが、手作り粉圓の老舗「三坑高記手工粉圓」です。
1938年創業ということは、80年以上の老舗です。
京都などにある老舗の甘味処を彷彿とさせます。
店内の屋台風カウンターがいいですね。
メニューは粉圓の他にも、豆花、焼仙草、蔥抓餅もあります。
価格帯は25~45元(約90~160円)とお財布に優しい基隆価格!
粉圓冰沙 30元(約110円)
甘いシロップがかかったかき氷の中に、白くて小さい粉圓が入っています
白くて小さい手作り粉圓(第一次タピオカブームの時はこんなでしたよね?)をストローで吸って食べます。
もちもちしていて美味しいです。
傳統豆花 35元(約125円)
カウンターに並んでいるものからトッピングを2種類選ぶ
赤いふたのビンの中には、乾燥した豆が入っていたりしますが、実際には調理されたものが後ろにあります。
手作り感がある豆花
この日は、トッピングに花豆と芋圓を選びました。
花豆は日本の大きめの煮豆の甘さ控えめバージョン、芋圓はもちもちしたタロイモ団子です。
三坑高記手工粉圓の魅力は、店内のインテリアにもあります。
昔の学校の机や椅子が使われていて、味があります。
壁には写真がびっしり貼られた黒板、そろばん、古いお金、古い衣装など、色々なものが飾られています。
ノスタルジックな雰囲気の中、台湾の老舗の甘味を食すのも趣があってなかなかいいですよ。
お店の基本情報
三坑高記手工粉圓
基隆市仁愛區龍安街217號 map
0919-223-772
10:30–19:00
(台鐵三坑駅すぐ)
お気軽にコメントください
ザ・台湾っぽいお店ですね♪
麺線、台湾に来てから知った食べ物ですが、モツが本当に合って美味しいですよね♪
こちらのお店はお肉のつみれも入っているんですね。
豆花のお店もレトロな感じで
お店は新しいのか古いのかちょっと混ざったような不思議な雰囲気♪
豆花はさらっとしたタイプですね~好きです♪
三坑って未知の土地です。
色々ご紹介くださいね~基隆に行ったら色々遊べそうです♪
メイフェさん
三坑はかなりマイナーな場所です。
ぺいたいぺいの住人らしさを出して紹介してみました(笑)
道も狭いし、全然観光向けな感じじゃないので
台湾通(マニア)の方に刺さればいいなと思っています。
基隆は先週からもう1週間以上ずっと雨です。
台中はお天気良さそうですね。
メイフェさんの公園の写真で癒されました^^