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入居”後”3日間家中の電気をつけっぱなすという「勘違い風習」に振り回される

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

バタバタとなんとか入居の儀式を終え、これで少しは落ち着いて家の整理ができるかと思いきや、そうは問屋が卸さないのが台湾です。

なんと、入居してから丸3日間、家中の電気を全て点けっぱなしにすべしとマルコス母とマルコスが言うのです。

電気は全てMAXに明るくします。

つまり、夜、煌々とした灯りの元で寝るのです。

3日も。

ホルモンバランスが崩れて、身体が休まらないのは目に見えています。

やる意味あるのかな、神様どうの風水どうのの前に、己の健康の方が大事なんじゃなかろうか。

というのが率直な感想でしたが、「台湾ではそういうものなのか、長い目で見たらこれもよい思い出となるだろう」と郷に従うことにし、3日間電気を点けっぱなしで過ごしました。

案の定、そもそも引っ越しや子育てで疲れている私の身体は休まらず、疲れが溜まっていきました。

そして、2歳児の太郎も大打撃をくらいました。

環境が変わった上に夜もMAXに明るい部屋で寝るのですから、生活リズムが整うわけがありません。

すっかり体内時計が狂った太郎は、引っ越してから今日まで14日間のうち、夜中0時前に寝たのは5日のみ

午前1時を過ぎることがほとんどで、遅いときは2時半を回ります。

さすがに疲れが溜まったのか、19時くらいに寝てしまったときは、逆に夜中1時すぎに目覚めてから元気に遊び続け、朝4:30くらいにようやく眠りにつくということもありました。

マルコスも私も、太郎と共に夜が遅くなり、必然的に全員朝も起きるのが遅くなり、朝食を食べ終わるころには午前はほぼ終わっているという滅茶苦茶な生活リズムが続いています。

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一体、この風習はなんですの?!?!

と調べてみると「火庵法ふぉあんふぁ」という風習でした。

そして、衝撃の事実が発覚!

いくつか記事を読んだのですが、そのどれにも「入居”前”の3日間家中の照明を全て点灯する」と書いてあったのです。

おいおい、とんでも勘違いじゃないか。

家中の照明をつけ続けることで、家の中のよどんだ氣を排出し家を繁栄させるという意味と、新しい家主がもうすぐやってくるというお知らせの意味があるそうです。

この意味から考えても、やはり入居が正しそうです。

何年後かにまた引っ越しをするときは、入居の3日前から照明点灯という正しい風習にならおうと思います。

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