こんにちは、台湾のゆっこです。
太郎の2人の祖母である、「台湾ばあば」と「日本ばあば」は全くタイプが違います。
今回、初めて孫と対面したにも関わらず、太郎に塩対応な母の様子を見ていて、マルコス母とこうも違うものかと、驚きを通り越してむしろ興味深かったので、今日はそんな話です。
「台湾ばあば」であるマルコス母は、そもそも赤ちゃんという生き物が大好きです。
太郎が生まれる前から、赤ちゃんに対する接し方を見ていると、他の物が目に入らなくなるくらい赤ちゃんにぞっこんになるタイプ。
太郎には普段より2トーンくらい高い声で話しかけ、太郎が少しでも泣こうものなら、「どうしたの~」と部屋から飛び出してきます。
少しでもぐずると眠いのだろうと抱っこしようとするし、少しでもうなったり変わった声を発すると「えぇ~?んん~?」と大げさに反応します。
太郎がリビングにいるときは近くに座り、話しかけたり遊んだりと、とにかくチャンスがあれば太郎と触れ合っていたいようす。
太郎に毎日、何度も何度も「かわいい」を浴びせ、私にも「太郎はかわいすぎる、はぁ~」とため息をつきます。
また、赤ちゃん好きだけあって抱っこの仕方が上手で、私としても安心感があります。
ただ、私からみると過保護だと思うこともあるので、そんなときは「大丈夫だから」とお引き取り願う場面もあるほど、太郎アンテナが常にバリ3です。
一方、「日本ばあば」であるゆっこ母は、赤ちゃん好きでも子供好きでもありません。
話しかける声色は普段通りだし、太郎が泣いていても、すぐにあやしたりはしません。
本当に3人も育てたのかと思うほど、抱っこの仕方もぎこちないです。
あるとき、太郎がベビーサークル内で大声で泣いていたのですが、「その泣き声には騙されないぞ~」と、太郎を放置してすぐ横のテーブルで作業を続行。
もっとも、太郎のものを制作中だったので、ある意味太郎と関わってはいるのですが。
またあるときは、自分のスマホについている紐のようなものを、太郎の前で無言で振っています。
ゆ「おいおい、太郎は猫じゃないんだから!」
日ば「あ、そうね、はははは~」
太郎が眠くてぐずりだしたら、目の前で人差し指を左右に振って、「あなたはだんだん眠くなる~。ほーら、眠くなってきたでしょ」と。
催眠をかけて赤ちゃん眠らせるって、どんな発想よ!
(面白いから、あとで私も真似してみたら、少しは効きました)
母は獣医なので、動物の様子を観察するのは癖になっていてちょっとのことでは動じないし、人間の赤ちゃんよりも動物の赤ちゃんと触れ合ってきたので、とにかく太郎との絡み方が独特です。
浴室に太郎が座れる椅子を買うまでの5日間くらい、日本ばあばに太郎を預けて待機してもらう必要があったのですが、「なるべく早くしてね」と、泣かれるし腰は痛くなるしで抱っこをなるべく避けたいようでした。
もっと構ってあげてよ、とこちらが思うくらい、塩対応で、台湾ばあばとはえらい違いです。
その代わり、太郎のものを作ってくれたり、必要なときは構ったりと、日本ばあばなりの愛情はかけてくれています。
お古をリメイクした太郎のスタイ、
夜間や外出中に猫が入らないようにとベビーサークルカバー、
太郎が座る椅子の座布団、
今は、友人にもらったチャイルドシートにつける、赤ちゃんサイズのヘッドレストを制作中です。
こんなにもキャラが違うのかと思われた2人のばあばですが、最近日本ばあばが太郎のかわいさに目覚めたのか変わってきたのです。(遅っ)
そんな話はまた明日。
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