こんにちは、台湾のゆっこです。
太郎の世話をするときに、ガーゼハンカチを使う場面があります。
口の周りを拭いたり、お風呂に入れるときに顔や頭などを洗うのに便利で、毎日使っています。
先日、お風呂で太郎を洗っているときにガーゼハンカチを見て、また子供の頃の記憶が急に蘇りました。
両親が離婚し、小学生3、4年ごろから一緒に暮らさなくなった、父との思い出です。
私がまだ小学校に入る前だったと思います。
よいしょと足をあげてまたがないと入れない、ちょっと深くてせまい古いタイプの浴槽に、父と弟も一緒に入っていました。
父が空気を入れて膨らませたガーゼハンカチをお風呂の中に沈めて、手で握ってぶくぶくと泡を出して見せてくれました。
毎回違う泡の大きさや音が面白くて、不思議で、ぷくっと膨らんだガーゼハンカチのぷにぷにした感触も楽しくて、何度も遊びました。
いま思えば、一番下の弟とは5歳くらい離れているので、当時まだ弟は太郎みたいな赤ちゃんで、きっと母や父がガーゼハンカチで弟を洗っていたのでしょう。
当時、生活の近いところに、ガーゼハンカチがあったんですね。
その後、しばらくして父とは一緒に暮らさなくなりました。
私の中で存在感の薄い父。
正直、そんなに好きでもないし、尊敬もしてないし、育ててもらったという感じもしていません。(お父さん、ブログ読んでないよね…)
でも、今回のガーゼハンカチの記憶で、ああ、父にも遊んでもらっていたんだ、と少しだけ父を身近に感じました。
父とは長年あまり関わりなく過ごしていたのですが、私が大人になりお酒を飲むようになってから、ふとしたきっかけでたまに横浜に帰るときに一緒に飲みに行くようになりました。
1年に1度も会わないですが、福岡なまりでのんびりとした口調の父と、何でもない話をしながら飲むのも悪くないなぁと思っています。
父に、日本に帰るよ、と連絡したら、(東京のへき地から)横浜まで太郎に会いに行くと言っていました。
父がどんな顔で太郎に会うのか、ちょっと楽しみです。
お風呂のガーゼハンカチ、父は覚えているのかな。
お気軽にコメントください
ちょっとジンとしていまいました。
お風呂の中のガーゼの風船!私もよくやりました!!!懐かしい!
それを無理やり水中に引っ張ると、細かい泡がプシュプシュ-ってでてクラゲみたいですよね。
自分が親になって子を持つと、自分の親に対して、それまでとは違う感情を持つことも多くなりますよね。
「あ~こんな風に心配してくれていたんだ」とか・・・。
「これも親の愛情だったんだな~」とか。
特に父って母と違って、面と向かって話をしたりとか、じっくり語り合うっていう機会がなかったけれど
自分がこの年になると人生の先輩としても色々尊敬できるところがあったりしてね。
ゆっこさんのお父様も太郎くんに会えたらすごく嬉しいと思います。
ご対面が楽しみですね。
メイフェさん
そうですね、クラゲみたいでした!
メイフェさんもsonさんとガーゼで遊んでいたんですね!
記憶に残っているか、機会があったら聞いてみてください(笑)
太郎がこれから成長していく過程で、また色々と記憶が蘇って
気づくことが増えそうです。
子供を育てるって、当事者になって初めて凄いことだなと、
改めて思います。
そして、私にかーさんになった自覚があるのかないのか、
いまだによく分かりません(笑)
父も母もどんな顔で太郎と接するのか、なんだか想像ができませんが
今まで見たことない顔するかも知れませんね。