こんにちは、台湾のゆっこです。
今日、ふと部屋の壁をみると小さな黒い点がモソモソと移動していました。
ん???
眼鏡をかけて(老眼鏡じゃないですよ)よく見ると、全長1ミリくらいの小さな黒い虫が歩いていました。
少し視線をずらすと、あそこにもここにも、白い壁のあちこちで黒い点がモソモソしています。
なんじゃこりゃーーー!
取りあえず目についた分をティッシュで取り、マルコスを呼ぶと、驚きつつも虫自体にはあまりピンときていない様子。
台湾に住んで5年目に入りましたが、こんな虫を見たのは初めてです。
小さすぎて今まで気づかなかっただけかも知れませんが、マルコスも知らないとなると、この家では見つかったことがない虫なのかもしれません。
調べてみると、湿度が高い場所で発生しやすい「チャタテムシ」という虫の可能性が高いことが分かりました。
そもそも台湾は全国的に湿度が高い上に、このブログで何度もお話ししている通り、基隆は「雨の都」と称されるくらいとにかく雨が多い地域です。
ちょっと油断するとなんでもカビます。
ベッドとサイドテーブルのすき間が3センチ10センチ(あとでちゃんと見たらもっと広かった)あってもカビます。
先日はマルコス姉が「本がカビた」と大掃除をしていました。
ベビーカーも畳むとすぐカビるので、最近は開きっぱなしで玄関に置いています。
そのカビを餌にするのがチャタテムシです。
とりあえず見えるだけ掃除機で吸って、除湿器をかけました。
今ごろ日本は乾燥していると思いますが、ここ基隆の湿度はどんなに低くても70%は下りません。
雨なんぞ降ろうものなら80%は超えるので、除湿器がないと生活ができません。
チャタテムシは湿度が55%くらいになると生存能力が衰えるそうなので、これからはとにかく除湿器をこまめにかけて、今まで以上に湿度コントロールを徹底しなければなりません。
ついでに、もうひとつ、台湾にきて初めて見たのが「紙魚(しみ)」という白っぽい虫です。
全長1センチくらいで細長く、けっこう素早く動くので、急に現れるとビックリします。
紙魚も今年初めてみました。
2匹みつけて2匹とも捕らえたので、まだ反射神経が衰えていないと妙に安心。
紙魚も高温多湿を好みます。
やはり、湿度コントロールで虫の居心地を悪くするのが鉄則です。
小黒蚊もそうですが、台湾にきて虫を恐れる場面が多いです。
普通の蚊でさえ、台湾のは毒が強いのか、時には赤く腫れて水ぶくれができてしまいます。
それにしても、人間はあんな小さなものがどうしてこんなに怖いのか。
今日はちょっと気持ち悪い話だったので、トップ画像は基隆の海を貼っておきました。
では。
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