こんにちは、台湾のゆっこです。
昨日は土曜。なのに、一般の会社員は出勤日でした。
それは、「振替出勤日」という、台湾独特のルールである土曜の平日化によるものです。
台湾に来て、感覚的に休みが少ない気がしていたのですが、実際に数えてみると、年間休日も日本に比べると少ないです。
今日は、そんな話をしていきます。
台湾の年間休日数と連休
2020年の土日を含めた、台湾のカレンダーに基づく休日は116日です。
職種や企業によりますが、マルコスやマルコス姉が勤めている会社は、社員の休日はカレンダーの赤い日通りです。
2020年の台湾の連休数を数えてみました。
3連休×2回
4連休×3回
7連休×1回 年間6回
一方、日本のカレンダーを確認すると、休日は120日あります。
カレンダーが赤くなくても、お正月は3日まで休みの会社が多いので、実際の休日はもう少し増えるのではないでしょうか。
2020年の日本の連休数は、
3連休×5回
4連休×2回
5連休×1回 年間8回
連休の前後に有給休暇をつければ、連休日数を延ばせることを考えると、日本の方が休日が多く、連休もとりやすいことが分かります。
「振替出勤日」とは
まずは、こちらのカレンダーを見てください。
2月15日、土曜日
6月20日、土曜日
9月26日、土曜日
カレンダーをよく見ると、土曜日なのに色が黒い!
そうです、これらの日が『振替出勤日』なるものです。
台湾の休日ルールには、祝日と土日に挟まれた日はオセロ式に赤くなるというのがあります。
例えば木曜が祝日なら、金曜も休日に変わり連休になるわけです。
そして、『オセロ休日が発生して連休ができる替わりに、付近の土曜が出勤日になる』という、ありがたくないことが起こります。
6月26日オセロ発生 → 6月20日振替出勤
10月2日オセロ発生 → 9月26日振替出勤
ただし、2月15日土曜日の振替出勤日だけは、付近にオセロ休日が見当たりません。2月末に連休がありますが、オセロは無関係。
では、なぜ?
実は、これは春節連休の影響で、なぜか週を飛び越えて振替出勤日となる日なんです。
休ませてあげて欲しいと思うのは、私だけではないはず。
いつか振替出勤日なんて無くなればいい、と願わずにはいられません。
2020年からは春節は最低7日間に
台湾では、旧暦を使っているため、春節(正月連休)の日付が毎年変わるのは、ご存じの方も多いと思います。
例年では、春節は最短で6日、最長で9日連休でした。
しかし、2020年からは、春節は最低7日間の連休にすると発表があり、旧正月イブイブ(1月23日)から連休に入りました。
ついでに、2月15日の振替出勤日も取り消して!
政府の方と会う機会があったら、言うだけ言ってみようと思うのでした。
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