【台湾ニュース】賑わっている基隆の海岸と夜市 (2020年4月半ば)

台湾ニュース

こんにちは、台湾のゆっこです。

昨日の日曜日、マルコスと2人で久しぶりに基隆の海岸と夜市に出かけました。

台湾は早くからコロナ対策を徹底し、国民一人一人も意識を高めて頑張ったおかげで、既に人々がレジャーを楽しめる日常を取り戻していました。(予防を続けていることは変わっていません)

今、大変な状況にある国の方たちも、一人一人が意識をもって臨めば、こういう日常が取り戻せるはずなので、踏ん張って頑張っていただきたいという思いを込めて、昨日見た光景をレポートします。

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すでに海水浴をしていた基隆の海

日曜の昼下がり、自宅から車で30分ほどの基隆市の「外木山」という海が眺められる場所に向かいました。ここは、波の音を聞きながら海を見てボーっとできる大好きな場所です。

海岸沿いの道に出て間もなく、道路沿いにびっしりとまった車やバイクのすき間から、予想外の光景がチラ見しました。


もう一度チラッ。


なんじゃこりゃ~!確かに暑い日だけど、もう泳いじゃうの!?小さなビーチに人が沢山います。

道路の反対側には、ビーチボールや浮き輪が売っているお店があって、水着の人がうろついています。


レンタルなのか持参なのか、 大きなアヒルの浮き輪ボートまであります。なかなかやりますねぇ。


そんな光景に驚きつつ、ドライブを続けます。時間はもう16時近かったですが、道路沿いの駐車スペース(白線)はどこも車がびっしりです。


目的地付近の駐車場も駐車率110%という感じでしたが、少し待っていると運よく目の前の車が出て行ったので、プラス10%のスペースに車をとめることが出来ました。

海沿いを少し散歩します。

夕方に差し掛かるような時間帯でも、人が沢山いて、家族連れもカップルも若いグループも年配者も、海を見てのんびりと話をしたり持参したおやつを食べてお茶を飲んだり、犬の散歩をしたりと、思い思いに過ごしていました。


海沿いにベンチが並んだ公園のような場所で、柵に腰かけて海を見てマルコスとしばしお喋りをしていると、海を泳いでいる2人組を見つけました。

写ってないですが、下の写真の右から現れて、気づくとUターンして戻っていました。危険な気がするのですが、そんなに自由に泳いで大丈夫なのかと、疑問がわいてきます。


17:30近くなってきたので、駐車場の方に戻り、目的の一つでもあったcafeに入ります。店内では手の消毒体温検査を受けました。

マルコスはフルーツスムージーを、私はフルーツティーを注文しました。なかなか美味しいです。


窓から海が見えます。海岸沿いには赤いパラソルが並んでいて、人々がゆっくり過ごしています。一方、まだ駐車待ちをしている車もいます。


お腹も空いてきたし、そろそろ出て夜市に行こうかと腰を上げたのが19時前くらい。そのころになってようやくcafeの前の駐車場も帰る車が出てきました。どうやら大人気のスポットのようです。

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賑わっていた基隆夜市

19時半ごろに基隆夜市に着きました。1カ月以上ぶりの夜市は活気に溢れ、驚くほどいつもの光景を取り戻していました。

2020年4月半ばの基隆夜市
2020年4月半ばの基隆夜市


下の写真は3月頭くらいのものです。3/19に外国人が入境禁止になる前です。雨の日ではありましたが、警戒して出歩く人が減っていたことが分かります。

2020年3月頭の基隆夜市



店の前にはマスクをつけるように促す貼り紙があったり、


テーブルの上に透明なボードの仕切りが出来ていたりしました。


私たちも食事のとき以外はマスクをつけて、手は気づいたときに消毒をこまめにして、久しぶりの夜市を楽しみ、ここぞとばかりに色々と食べました。


周囲の人を観察していると、食事をする直前までマスクをして、食べ終わったらすぐにマスクをするといった具合に、気を付けながら過ごしている様子がうかがえました。

当然、店の方たちは全員マスクをつけていました。

台湾では電車、MRT、密になるレストランや施設などは体温やマスクの規制をしっかりと行い、14日間の在宅検疫は破ると厳しい罰金を科すなど、しめるところはしめながらも、国民の普段の生活に対してはそれほど規制を強いていません。

それでも、一人一人が気を付けて過ごすことで、国内での感染拡大を抑えられているから、色々と工夫をしながら普段の生活を取り戻すことが出来ているのだと感じました。

世界中の人に何でもない日常という幸せが1日も早く戻ってきますように。

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