こんにちは、台湾のゆっこです。
先週、日本で勤めていた会社でお世話になったSさんと奥さまが基隆にいらっしゃいました。
Sさんは今年65歳で会社を退職し、今は旅行やゴルフを楽しんでいて、ストレスフリーな生活がとても楽しいと言っていました。
Sさんは超大型客船MSCベリッシマで、沖縄那覇から出航し、石垣島に立ち寄り基隆へやってきました。

基隆の滞在は朝から夕方までの11時間ほどですが、5000人もお客さんが乗っている超大型船なので、入国手続きから2時間半後にようやく下船となりました。
基隆駅前でSさんとは7年振りの再会、奥さまとは初めまして。
マルコスおじのタクシーで、ご夫妻が希望する野柳地質公園へ向かいました。
雨がちな冬の基隆ですが、この日は青空がきれいでとてもいいお天気でした。
マルコスおじが途中で基隆の海が見渡せる萬里獅子公園に立ち寄ってくれました。

Sさんはカメラも趣味だそうで、とても立派なカメラで景色の撮影をしていました。
幼稚園を休んで太郎も一日基隆観光です。

公園でトイレを済ませてタクシーに乗り込み野柳へ向かいます。
私にとっては約5年振り、太郎にとっては初めての野柳探索です。
ここで物価上昇その1。
5年前は80元だったチケットが120元に値上がりしていました。
円安もあいまって上がったな~という感覚になりました。
ちなみに、Sさんご夫妻は65歳以上なので半額の60元です。
パスポートは船に置いておくルールだそうで、持参していたパスポートのコピーを入り口の係員に見せていました。
以前書いたブログもリライトしました。
野柳は周囲に他に観光する場所もなく、街からも離れてぽつんとした立地にも関わらず、すごい人でした。
韓国人ツアー客や台湾の学校遠足などの団体客も見ましたし、その他さまざまな国からの外国人観光客もいるようでした。

赤いラインを超えないように目を光らせている赤いキャップの監視員の数も増えていました。
夢中になって赤いラインを越えてしまい注意をされている人を何人か見たので、これだけ観光客が増えると人数も増やさざるを得ないといった印象でした。

橋には人数制限用センサーも設置されていました。

人数制限は40人です。

それにしても本当にいいお天気です。

以前と違って子守りをしながらなので、私はゆっくり写真を撮る余裕はありませんでしたが、Sさんご夫妻は写真を撮りながらゆっくりと探索をされていました。
Sさんが撮った写真を見るのが楽しみです♪
野柳を堪能したあとは、再びマルコスおじのタクシーに乗り込み基隆へ戻り、廟口(基隆夜市)前で降ろしてもらいました。
マルコスおじと写真を撮り損ねてしまいましたが、おじとはここでお別れです。
天一香のルーローファンで遅めの昼食をとりました。

と、ここで物価上昇その2。
ルーローファンの価格も20元から25元に上がっていました。
合わせて、お肉のスープ肉焿の価格も50元から60元にアップです。
その後、廟口の名前の由来となった黄色いちょうちんの中ほどにある廟でお参りをしました。
この廟できちんとお参りしたのは今回が初めてでした。

そして、Sさんがお土産に基隆のパイナップルケーキを買いたいということで100年以上の老舗パイナップルケーキ屋「李鵠餅店」へお連れしました。

物価上昇その3です。
パイナップルケーキの価格が25元から30元に値上がりしていました。
実はブログで初めて紹介したときは一個18元だったのです。
当時は1元が3.5円前後だったので、一個60~70円くらいでした。
そんな安くて美味しいが売りの基隆のパイナップルケーキが年々値上がりを続け、1元約5円の円安の今、一個150円という価格にまで上昇してしまいました。
日本円換算で倍以上の価格上昇は、数字で見せられるとインパクトが大きいです。
今回はこんなリライトばかりでとほほです。
パイナップルケーキを買ったついでに、近くにある連珍糕餅店のタロイモボールを買いに行きました。
要冷蔵で日持ちもしないので、日本に持ち帰って配るようなお土産ではないのですが、Sさんご夫妻に是非食べていただこうと思ったのです。
ここで最後の物価上昇その4です。
ひとパック55元が60元に値上がりしていました。
またブログのリライトです。
ブログによると50元、55元、60元と値上がりをしていました。
船の出港までに少し時間があったので、最後に基隆タワーに行って基隆港の景色を眺めることにしました。
基隆港の西側に巨大なベリッシマが停泊しています。

基隆タワーの4階は本屋だったのですが、お土産中心のお店に変わっていました。

太郎も4歳になり体力もついてきて、最後まで泣くこともなくご機嫌で過ごしてくれました。

最後にちょうど仕事を終えたマルコスとも会いみんなで記念撮影もできて、とても良い1日となりました。
一方で、行く先々で台湾の物価上昇の波を受けた1日でもありました。
それにしても、お子さまたちも巣立ち、仕事も引退し、ゆっくりと旅行を楽しんでいるSさんご夫妻はとても素敵でした。
そんなパートナーがいることは当たり前ではないのですよね。
はるばる日本から訪ねてくれた年の離れた友人と次回はどこで再会するのか。
その日がとても楽しみです。









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