ホットケーキミックスで作ったようには見えない誕生日ケーキの作り方

ホットケーキミックス 誕生日ケーキ 台湾で出産・子育て(43歳で出産)


こんにちは、台湾のゆっこです。

今年は太郎の誕生日にケーキなんぞ手作りをしてみることにしました。

色々なところからアイデアを頂戴して、2歳児でも食べられるように、生クリームは「水切りヨーグルト」に変えて、スポンジケーキは「ホットケーキミックス」に変えて作ることにしました。

ただ、ホットケーキミックスを使ったケーキのほとんどが、あからさまにホットケーキを何枚か重ねてあって、フルーツやクリームでデコレーションしたものばかり。

茶色い焼き面が丸見えで、

なんだか美しくない

普段、それほど美しいものにこだわっているわけでもないのに、どうせ作るならキレイなものを作りたいという「こだわりゆっこ」が発動しました。

そして、色々と工夫や偶然が重なってできたケーキがこちらです。



ホットケーキミックスを使って簡単に作ったようには見えない、かわいらしいケーキができあがりました。

これは、作り方をシェアするっきゃない!

ということで、その作り方です。(最後に材料をまとめています)

まず、前日の夜無糖のヨーグルト1パックの水切り準備をしておきます。

道具は家にあるものを適当に使いました。

ヤカンの網のサイズがヨーグルト1パックを受けるのにちょうどよかったので、そこにキッチンペーパー2枚を敷いてから、ヨーグルトをどばっと入れました。

水受けは大きめのスタバのマグカップを使いました。

下の写真は翌朝の水切り後の状態です。



ヨーグルトのかさが減っていて、足りるのか不安になりましたが、結果ちょうどいい量でした。



では、ケーキの本体を作っていきます。

お気に入りのホットケーキミックスを1袋使って、同じような大きさのホットケーキを3枚焼きます。



フタをして蒸し焼くとしっとりします。



焼きあがったらフライパンについていた下の面を上にして、3枚重ねます。(上の面が平らになって、あとでデコレーションしやすい)

この時点では見栄えはやや悪いですが大丈夫です。



厚みが均一な中心部分にほどよい大きさの丸い器をあてて、包丁を縦にいれて丸くカットしていきます。



出っ張っている部分があれば包丁で切り落とし、なるべく側面のデコボコを減らします。(大体で大丈夫です)



「作りながら色々と考えてやってみて、できあがったら意外とよかった」というものなので、途中経過の写真を細かくは撮っておらず、ここからは説明のみになります。

水切りヨーグルトがそのままでは酸味が強かったので、ハチミツを混ぜます。

ハチミツの量ですが、甘くはしたくなかったのと、ハチミツが多いとヨーグルトの色が黄色っぽくなってしまうので、少しずつ様子をみて足していたら、甘くはないけどすっぱくはないチーズのような味になりました。

結果、それが丁度よかったです。

とはいえ、あまりにも甘味がないと味気ないので、各層の間は少しだけ甘くすることにしました。

ヨーグルトを一部別のお皿に移し、ハチミツをさらに足してほんのり甘いヨーグルトも用意します。



1層目のホットケーキの上に、ほんのり甘めヨーグルトを塗り、薄くスライスしたキウイを並べます。

2層目の下面(1層目にくっつく面)にも甘めヨーグルトを塗り、1層目に重ねます。

同じことを3層目も繰り返します。



甘めヨーグルトとキウイがはさまったホットケーキ3段ができあがったところで、本番用のお皿に移します。(これを忘れると後で移動が大変)

そして、いよいよ全体に甘くもすっぱくもないヨーグルトをぬっていきます。

回転台もない上に滑りにくいお皿だったので、下に乾いたキッチンペーパーを敷くと回転しやすくなりました。

上面と側面になるべく平らになるようにヨーグルトをぬったのですが、側面はホットケーキが3層になってデコボコしているため、どうしても茶色い部分がでてしまいました。

そこで、ごまかすために薄切りにしたキウイを側面に貼ってみると、なんと幅がケーキの高さにピッタリ!

しかも、見た目もきれい!

ということで、少しずつ重ねながらキウイを1周ぐるっと貼っていきます。

そして、上面にもキウイのスライスをならべます。

上面はキウイを2周させて高さを出すと見栄えがしました。



キウイの周囲は、たまごボーロと星形の赤ちゃん煎餅(台湾の赤ちゃん用のお菓子)で飾り付けをしてみました。



ちなみに、このプーさんのお皿は、当日の朝、キッチンの引き出しを物色していて見つけました。

きっとマルコス母がもらったか買ったかしたのでしょう。

カラフルなかわいい色合いが誕生日にぴったりで、見つけた瞬間テンションがあがりました。



用意していたろうそくがピンク色なので、このまま白とグリーンのシンプルな色合いでもいいかなと思ったのですが、マルコス姉に見せると、赤があるとキレイかも、と。

うん、やはり、そうだよね。

とは言え、今から赤いフルーツを買いに行くのもな…

と、ふたたび、家の中を物色。

すると、以前マルコス姉が買ったイチゴのドライフルーツを発見!

これだ!

ということで、飾り付けに使わせてもらうことにしました。

そして、太郎の好きな日本の赤ちゃんお菓子などを飾ってみると、なかなか見栄えのするケーキができあがりました。

2のロウソクを少しななめに刺すというのは、デザイン系出身のマルコス姉のアイデアです。

センスあるやん。(上から)



こうして、偶然の発見や、人のアイテムや人のアイデアをふんだんに取り入れて、初めてにしては見栄えのするケーキができあがりました。

太郎本人はなんのこっちゃ分かってはいませんでしたが、大好きなキウイが目の前に現れたので嬉しそうにしていました。



今回使った材料です。

  • ホットケーキミックス 1袋
  • 卵 2個(袋に書いてある分量は1個だけど、2個入れた方が美味しい)
  • 牛乳 卵を増やした分、袋に書いてある分量より20ml程度減らす
  • ヨーグルト無糖 1パック(500g)
  • ハチミツ 適量
  • キウイ 2個
  • ドライイチゴ 飾り付けなのでなんでもよい
  • 赤ちゃんお菓子

ホットケーキミックスは友人に教えてもらった日清の「極もち」というものを気に入って使っています。


断面はこちら。




最後に味ですが、家族には評判がよかったです。

大人が食べるには少し甘味が足りないので、あとから追いハチミツや追いメープルをするのもありです。

簡単に作れて美味しくて見栄えもするので、子どもの誕生日以外にも使えるケーキだと思います。

できあがりの達成感もなんとも言えません。

ぜひ、機会があればお試しください。

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