こんにちは、台湾のゆっこです。
かれこれ一ヵ月以上、毎朝カーテンを開けると灰色の空としとしと降る雨に、気分が上がらないまま過ごしていました。
私は太陽と海が好きなんじゃーーーーー!
と叫んでも、基隆の空の神様はなかなか太陽を拝ませてくれませんでした。
でも、今朝はほら、2月最終日にしてやっとやっと朝から気持ちのいい青空が広がりました!
さて、今日は天気じゃなくて家族の話。
我が家には太郎の世話をする三人のばばぁと一人のひげ眼鏡がいます。
まず一人目は「寝かしつけばばぁ」です。
最近は昼食時には太郎をバウンサーに載せておけば機嫌よく待てるようになってきたのですが、夕飯時にはちょうど本眠りに入る時間帯と被るので、だいたい途中でぐずりだします。
そんなときに登場するのが、寝かしつけばばぁ、ことマルコス母です。
私は授乳をしていることもあり食欲旺盛な上に、家族の中では一番ゆっくりと食事をするので、早食いのマルコス母が私の準備が整うまで太郎を抱っこして寝かしつけてくれます。
「阿媽抱(ばーば抱っこしてるよ~)」を連呼しながらウロウロとリビングを歩き回ります。
我が家では最長老の寝かしつけばばぁ、とても元気ではありますが油断は禁物。
肩や腕や腰がやられては、寝かしつけばばぁ生命に関わりますので、あまり長時間になるのは避けるべく、食べ終わったらすぐに片づけをして太郎を引き取ります。
二人目は「よだれ拭きばばぁ」です。
太郎はよだれダラダラ系ベイビーで、「あうー」とか「あぶぶー」とか言いながらよだれを盛大に垂らすことがよくあります。
泡を作って蟹みたいになっていたり、その泡をブクブクさせて遊んだりもします。(これは私が唇をふるわせて音を出して遊んでいるのを見て、真似している可能性もあります)
そこで登場するのが、よだれ拭きばばぁ、ことマルコス姉です。
マルコス姉は、太郎の首が完全に座るまでは怖がってあまり抱っこはしないのですが(過去2回だけ)、よだれが垂れると拭いてくれます。
太郎の独り言に適当に相槌を打ったり、話しかけたりしてくれるので、私が手が離せないときに見ていてもらうこともあります。
太郎の首が座ったら、寝かしつけばばぁ2になる可能性もあるかな?
三人目は「おっぱいばばぁ」です。
これは説明するまでもなく、私です。
他のことは人に頼めますが、母乳となるとやはり母である私にしかできないことですからね。
朝から晩まで、いや24時間体制で、いつでも太郎が欲しいときにおっぱいを与えるのが私の役目です。
そろそろ4ヵ月になるので、”泣いたら取りあえずおっぱい”は効かなくなってきました。
独特なオリジナルソングを太郎に聞かせまくるのも、おっぱいばばぁの生態のひとつです。
最後に男一点の「ひげ眼鏡」、ことマルコスです。
ひげ眼鏡は、平日は朝から晩まで仕事で不在のレアキャラです。
太郎を抱っこするときは壊れやすいガラス細工のように扱い、抱っこ紐をつけると能楽師のような歩みになり、ベビーカーは細心の注意を払って振動を抑えようとするので亀の歩みになります。
おっぱいばばぁの100倍くらい慎重なので、「ちょっとくらい大丈夫」、「そんなの気にしなくていい」というおっぱいばばぁの適当さがきっと信じられないことでしょう。
2人ともひげ眼鏡ほどの心配性でも困るし、2人ともおっぱいばばぁほどの雑さでも困るので、たまに衝突はしますがこの組み合わせが丁度いいのだと思っています。
ちなみに、ひげ眼鏡も赤ちゃん時代よだれダラダラ系ベイビーだったそうです。
血は争えません。
そんなわけで、今日も三人のばばぁとひげ眼鏡の愛情をたっぷり受けながら、太郎はすくすくと成長しています。
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