こんにちは、台湾のゆっこです。
今年で台湾の冬も2年目になります。南の島なので晴れると冬でも半袖で外に出られます。ここ数日間は晴れて日差しも強く、気温が30℃近くまで上がる日もあり、冬っぽさが全くありません。
冬っぽさと言えば、来週はもうクリスマスです。そこで気づきました。いや、去年からうすうす気づいてはいましたが、概して台湾人はクリスマスに無関心です。そこで、今日は「台湾のクリスマス感の薄さ」に焦点を当ててみようと思います。
台湾人はクリスマスに無関心
日本では11月から街はキラキラし始め、住宅街も庭やベランダを電飾で飾った家がポツポツとあって、いつもは暗い夜道も華やかになります。
一方、台湾はクリスマスの注目度がとても低いです。クリスマス商戦なんていうものは、街のデパートくらいしかやっていないのではと思います。しかも、そのデパートも三越など日本の企業だったりします。
私もクリスマスわっしょい派ではないので、その点台湾とは気が合います。それでも新婚だった去年はどう過ごしたかなと、LINEアルバムを振り返ってみると、自宅でワインを飲むくらいのことはしていました。
マルコスの写真好きもこういうときに役立ちます。”来年はいのしし年だから”と安易に豚のラベルのワインを買ったことも思い出しました。写真をよく見ると、テレビ画面には私の大好きなドラマ「29歳のクリスマス」のオープニングのシーンが映っています。
当時まだ高校生だった私は、主演の山口智子が仕事から帰るや否や冷蔵庫から缶ビールを取りだして一口飲んでプハ~っとするのを見て、大人だな~と将来の自分像と重ねてみたり憧れたりしたものです。マライアキャリーが歌う主題歌が頭を流れます。きっとクリスマスだからと、このドラマの紹介でもしたのでしょう。
去年はなんだかんだと、クリスマスを楽しんでいたことがうかがえます。
私たちのように、自宅でささやかにクリスマスを楽しむ台湾人も中にはいると思いますが、私の住む基隆の街では、クリスマスケーキがあちらこちらで売られたり、クリスマス感たっぷりのレストランやお店が賑わっている光景は目にしません。
近所でクリスマス感を探した結果
クリスマス感が非常に薄い台湾ですが、私の住むマンションのエントランスには、少し前からクリスマスツリーが飾られています。去年はこのツリーが旧正月が終わっても飾ってありました。むしろ、何をきっかけに片付けることにしたのだろうか。。。そんな所も台湾らしさです。
また、よく行くスーパーの入り口がクリスマスっぽく飾ってあったりと、少しはクリスマスしている場所もあります。そこで、私が住むベッドタウン的な街にはどれだけクリスマス感が漂っているか、散策してみることにしました。
まずはコンビニです。ファミリーマートは「クリスマス」と思いきや文字は「HAPPY NEW YEAR」という斬新なデザインになっていました。
セブンイレブンは店内によく見ないと気づかない程度のクリスマス感。外からなのでさらに見にくいです。
一方、台湾のコンビニはクリスマス感ゼロでした。写真も取り忘れました。
チェーン店の力でクリスマス感を出しているパターンもありました。タピオカドリンク店「COCO」とパン屋「溫莎」、そして、スーパーの「wellcome mart」です。
wellcome martは、レジ周りまでクリスマスの飾り付けをしてあって、今のところクリスマス感 in neighborhoodトップです。
同じチェーンのスーパーでもsimple martはクリスマス感ゼロでした。
チェーン店以外では、最近オープンしたカフェが窓にリーフを飾っていました。小綺麗なカフェですが、どうして!?というくらい隠れ家的すぎる立地なので、すぐに無くなってしまいそう。
キョロキョロとしながら歩いていると、教会の案内板を見つけたので期待を胸に行ってみると、撃沈レベルのクリスマス感ゼロでした。入り口の十字架の電飾ピカピカは通常モードと思われます。
暑い日にあちこちと歩き回った結果、やはり台湾のクリスマス感はとても薄いことがわかりました。そして、帰って再び目の前にした自宅マンションのツリーがクリスマス感ナンバーワンに輝きました。
実はこのツリーは、エントランスで警備をしているおじさん達が飾り付けをしています。ツリー下のカラフルな箱の中身は空ですが、子どもたちが喜ぶからとキラキラとした箱を飾っているそうです。このおじさん達が一番メルヘンなんじゃ・・・
そんな台湾ですが、今年はマルコスが台湾では珍しいクリスマスわっしょいスポットに連れて行ってくれるそうです。マンションのおじさん達と同じくらいメルヘンにクリスマスっぽさを楽しんでこようと思います。
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