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日本の饅頭 V.S. 台湾の饅頭|漢字は同じでもちがう食べ物

台湾の文化、生活

こんにちは、台湾のゆっこです。

饅頭」という文字から何を想像しますか?

きっと温泉まんじゅうに代表される、中にあんこが入った甘いお菓子が頭に浮かんだのではないでしょうか。

台湾にも「饅頭」はあるのですが、読み方は「まんとう」、そして日本の饅頭とは全然別物なのです。

こちらが、市場で売っている台湾の饅頭です。



大きいし、白いし、日本の饅頭とは様子が違いますね。

サイズは日本の肉まんやあんまんと同じくらいです。



饅頭(まんとう)を台湾でお馴染みの電鍋で蒸します。

印がなにも無いのは甘くない饅頭、ピンクの点があるのはほんのり甘い饅頭です。



半分に切ってみます。
中には何も入っていません



台湾の饅頭は、小麦粉を発酵させてから蒸して作るパンのようなものです。

日本の饅頭のように柔らかい生地ではなく、どちらかというと密度が高く弾力があります。

甘くない饅頭には卵などの具材を挟んで、サンドイッチのようにして食べます。

ゆっこ作
大雑把に目玉焼きをツッコんでいます。スライスチーズもね。



マルコス作
切り方が水平でバーガー風



台湾ではQQな(歯ごたえがあってモチモチした)食感が好まれる傾向があるので、饅頭の生地もQQだと美味しいとされます。

ほんのり甘い饅頭はそのまま食べてもいいですが、私はバターを塗って食べるのが好きです。(バターやチーズや太りそうなものが大好き!)

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甘い饅頭にはこのような種類もあります。

蔓越莓饅頭(まんゆえめいまんとう)
クランベリーの饅頭です。



中には「銀絲(いんすー)」という細長い生地が入っています。



電鍋で蒸したら、温かいうちに、やはりバターをつけていただくのが私好みです。



銀絲が入った饅頭は、「銀絲卷(いんすーじゅぇん)」とも呼ばれます。

銀絲卷をどのように作るのか興味があったので調べてみると、色々な方が手作りの動画をアップしていました。

再生回数が多めだったYouTubeチャンネルを載せておきます。ご興味があればどうぞ。



銀絲は黄色っぽいことが多いのですが、ウコンで色付けしていました。
カボチャでもよいそうです。

ちょっと体によい成分が入っていたとは知りませんでした。

作り方や材料を知ると、また次に食べるときに楽しさが増しますね。



ちなみに、肉や紅豆など中身が入ったものは「包子(ばおず)」と言います。

日本の饅頭は、中国の饅頭や包子が日本に入ってきて、形を変えて和菓子になったもののようです。

似て非なる日本の「まんじゅう」と台湾の「まんとう」に関するマメ知識でした。

お気軽にコメントください

  1. こぶた より:

    こんにちは!饅頭大好きなので、思わずコメントしてしまいました。
    ジャムやピーナツバターなど甘い系を塗って食べてます。
    あの密度が高い食感、独特ですよね。
    パンと違ってつぶれにくいので、台湾旅行の際はいつも自分用のお土産に買ってました!
    今は台湾住まいですが、あちこちの店で買って、「弾力の違い」を楽しんでます。

    • 台湾のゆっこ より:

      こぶたさん、こんにちは。

      ジャム!そういえば私も塗ります。
      ピーナツバターも美味しそうですね。今度試してみます!
      確かに、袋にぎゅうぎゅうに入っても潰れないくらい頑丈ですよね。
      日本の饅頭は柔らかいから、饅頭に弾力?なんのこっちゃ?ですね(笑)
      こぶたさんにとって、最高の饅頭がみつかりますように!

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