【箸休め】台湾人は寒さに弱い 10℃を下回ると低温特報!

箸休め

こんにちは、台湾のゆっこです。

去年の冬は日本に帰らなかったので、今年は暖冬とはいえ久し振りに過ごした日本の冬はとても寒かったです。

台湾に戻ってきて、やはり台湾は暖かいな~なんて思っていたら、なんと低温特報なる文字がテレビの画面に現れました。

最高気温が20℃を切ると寒くなるぞ~コートだマフラーだとざわつく台湾の人たちです。寒さにとても敏感です。

一体何の騒ぎかと台湾の気象局のHPを見ると、仰々しく感嘆符をつけて警報を発しています。確かに台湾にしては気温が低めですが、台北の予想気温13.8℃もあります。

内容を見ていきます。

一、概要

寒気の影響を受けて、30日から2月1日まで至るところで気温が大幅に低下して、夜間から早朝にかけて10℃以下になる可能性があります。今夜(30日)から明日(31日)の午前中は、気温が6℃以下になる地域もあるので注意してください。

冬でも高い山の上の方しか雪が降らない台湾で、平地に雪でも降るのかという予想を見事に裏切られる内容でした。

そして、地域ごとに色分けされた地図とともに地域名の羅列が続きます。

二、30日午後~31日午前の低温地域

【橙色(非常に寒い)】
台北市、新北市、桃園市(以下省略)では、気温が6℃以下になる可能性があるので注意してください。
【黄色(寒い)】
基隆市、新竹市、台南市(以下省略)では、気温が10℃以下になる可能性があるので注意してください。

私が住んでいる基隆市は黄色の警報地域でした。(上の図の青矢印)

今回は赤色の警報はありませんでしたが、赤色は平地の気温が24時間6℃以下になる可能性がある場合に発令されるようです。

最後に注意事項が書いてありました。

三、注意事項

暖房を強めましょう。ガス給湯器と電気暖房器具を使用する際は、室内の換気と電気の安全性に注意をしてください。
低温による呼吸器疾患と心血管疾患を防ぐために、寒い環境で長時間すごさないようにしてください。
子供の頭、首、手足を暖かくしてください。
高齢者、遊牧民、社会的弱者を寒さから守りましょう。
冬はインフルエンザが発生しやすい季節です。手をよく洗い、咳エチケットに注意し、病気の場合は自宅できちんと休みましょう。
作物と養殖業は寒冷被害に注意してください。

「暖房を強めましょう」

そう言えば去年もですが、家で暖房をつけるのを見たことがないです。まさかと思ってエアコンのリモコンを確認したら、メニューは冷房、送風、除湿のみでした。

暖房なし・・・

いえ、暖房器具がひとつだけありました。小さな扇風機みたいな形の足元を温めるものが1台のみ。誰も使わないので、ホコリを被っています。

暖房を強められる家庭ってどれだけあるのだろうか?

湿度が多いせいか家の床はタイルなので、見た目も寒くて、実際にもひんやりします。

スリッパは履きますが、冬でも靴下を履かないマルコス母も、さすがに冷え込むので靴下を履いていました。

「低温による呼吸器疾患と心血管疾患」

台湾人が寒さに弱いのは見ていて感じますが、この程度の気温にしては文字面がちょっと怖いです。

「遊牧民」

つまりは家のない放浪者のことだと思われます。きちんとした家がないから寒さ対策が難しいので、助けましょうということですね。

さて、日が暮れて寒くなってきたので、マルコスが帰ってくる前に足湯で温まろうと思います。

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