【注意喚起】LINE GO(旧LINE TAXI)を呼ぶときは偽物にご用心!

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

先日、マルコスが車で走行中に突然エンジンが止まるという何とも恐ろしいアクシデントがありました。

マルコスはパニックに襲われたそうですが、何とか冷静さを取り戻し惰性で動き続ける車を操作し安全な場所に停車させることができたので、幸い事故には至りませんでした。

そして、家族で色々と話し合った結果、車を買い換えることになりました。

車が使えないので、マルコスは最後にいつ使ったのか記憶がないくらい久しぶりにタクシーで仕事場に向かうことになりました。

使用したのはLINEでお手軽にタクシーの配車サービスが利用できるLINE GOです。

LINEでタクシーを手配すると、5分くらいで到着するとのこと。

マルコスはサッと着替えて家の前でタクシーを待っていました。

すると、中央分離帯をクルっと回り、こちらに向かってくる黄色いタクシーが目に入りました。

スマホでタクシーの現在地を確認すると、少しデータに遅れがあるようでしたが大体到着するころだったので、目の前に停まった車のドアを開けました。

マルコス「LINEタクシーですか?」

運転手「うんうん、いいから早く乗って乗って」



運転手の返答があいまいで少し違和感を覚えながらも、急いでいたため車に乗り込むマルコス。

するとすぐにマルコスのスマホが鳴ります。

相手はLINE GOで配車したタクシーの運転手さんでした。

「つきましたよ」

ということは、このタクシー偽物やん!



実は、偽物タクシーのナンバープレートがスマホの画面に表示されているものと異なっていたのですが、しばらく配車サービスを利用していなかったマルコスは、サンプルの画像が表示されているのだと思い込んでしまったそうです。

偽物タクシーの運転手さんにきちんと確認しなかったという自分の落ち度もあるし、もめるのも面倒なので運賃80元を支払い、本物のタクシーに移りました。



悪く捉えれば、偽物タクシーはスマホを見てLINE GOを待っている様子の人の前に試しに停車して、うまく行けば乗客を横取りする手口の常習犯だった可能性もあります。

良く捉えれば、マルコスの「LINEタクシーですか?」という質問を、「LINE Payで支払えるか?」と聞かれたと解釈した可能性もあります。

真相は闇の中ですが、現地人でもこんなことが起こるのは少し驚きでした。

LINE GOの会員数は400万人を超えているようです。

新たなアプリが不要で、LINEでお手軽に配車サービスが受けられる便利なシステムですが、思いもよらないトラブルが起きるものですね。

ちなみに、LINE GOは今回のように黄色いタクシーが配車される場合と、一軒ではタクシーと分からない一般車両が配車される場合があります。

いずれにせよ、きちんとナンバーを確認して乗り込まないといけませんね。

LINE GOは日本のLINEでは使えないシステムなので、台湾のLINEを使っている方限定の注意喚起にはなりますが、偽物タクシーに乗り込まないようにご注意くださいませ。

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