私は「左右盲」だった

箸休め


こんにちは、台湾のゆっこです。

先日Voicyを聴いていると、「左右盲」という言葉が耳に飛び込んできました。

さわなおさんというパーソナリティの方がこの左右盲なるものらしく、話を聞いているうちに私もそれだったのかと、長年のモヤモヤが晴れた気がしました。

左右盲は病気ではないので、病名ではありません。

右と左の判断が瞬時につかないことを左右盲と分かりやすく表している言葉です。

特に左利きの女性に多いそうで、私もまさに当てはまります。

とはいえ、時代と共に左利きを無理に右利きに変える風潮も変わってきているので、左利き女性はたくさんいると思いますが、他の左利きの方はどうなのでしょう?

左右が瞬時に判断できますか?

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私が生まれた70年代は、まだ右利きにしようとする時代でした。

「右利きに直す」という表現をしていたと思います。

ゆっこは赤ちゃんのころから頑固だった、と母が言う通り、どんなに右を使わせようとしても、頑なに左を使うので、無理に右利きに変えるのを諦めたそうです。



そして、いつの頃からか、右と左がどちらかがよく分からないという状態が普通になっていました。

例えば、

「右にある〇×取って」

ん?右ってどっちだ?としばらく考えないと右が分からない



(グライダー飛行中)「左に旋回して」

右に旋回する(教官いわく、訓練中ずっと反対だったそう)



(車を運転中)「右に曲がって」

右がどちらか判断するのに時間がかかる(なぜか、右折と言われるとわりと分かる)



体育の授業で先生が前で右、左と言いながらダンスをするのを真似するシーンで、左右反対の動きをしてしまう。お手本を見ながら同じ動きの真似がすっとできない。



などなど、とにかく今でも日常的に右だ左だと言われると、どちらなのか判断するのに時間がかかります。

さわなおさんも仰っていましたが、昔の目の検査でCのすき間がどちらを向いているかというのも、左右が瞬時にでてこないので、なかなかハードでした。



分からないのが通常モードの私にとっては、左右がさっと分かる人の感覚が全く分かりません。

え、まてよ、本当に瞬時にわかるの?と疑いたくなるレベルで、左右が瞬時にわかりません。

分かるとするなら、そんな人たちの脳みそがどうなっているのか不思議でなりません。



なぜ、左利きに左右盲が多いのか?

お箸を持つ方が右」というフレーズが刷り込まれているから、もしくは、よく使う方が右、つまり「利き手=右」というのが刷り込まれているから、という説が私の中では有力です。

左利きの友人に会ったら、左右が瞬時にわかるのか聞いてみようかな。

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