こんにちは、台湾のゆっこです。
台湾では9月に新学年が始まり、その前の7月8月は夏休みなので、卒業シーズンは6月になります。
太郎が通っている幼稚園の卒園式も6月の中頃にありました。
太郎はまだ小班(年少)なのですが、今年は小班(年少)と中班(年中)の子どもたちが卒園式で歌ったり踊ったりのパフォーマンスを行うとのことで、マルコスと2人で見に行くことにしました。
小学校付属の幼稚園なので、卒園式は学校の体育館で行われます。
小学生の卒業式が午前中に行われたのか、卒園式は午後14時くらいから始まりました。
園児やその親御さんの人数に対して体育館は空間を持て余す広さで、装飾もシンプル。
私が知っている卒園式とは違う雰囲気でした。
時間になると、後ろの入り口から二人ずつ風船のアーチを通りながら卒園児たちが入場してきます。

女の子たちは白いドレス、男の子たちは白いシャツに黒っぽい半ズボンという服装でした。
卒園する子供たちの親や祖父母たちは、入場してくる我が子(孫)の晴れ姿を楽しみ、写真を撮り、終始賑やかで明るい雰囲気でした。

子どもの成長した姿に感動して泣いたりしている人は一人もいないように見えました。
そして、着飾っている人を数人見た程度で、出席しているご家族の服装はとてもカジュアル。
とても気楽でゆるい雰囲気の卒園式です。

舞台上の巨大モニターにはパソコンが繋がれていて、たまにデスクトップの画面に戻ったりする様子もそのまま映し出されていて、台湾のゆるさ全開です。
一人ひとり卒園証書を受け取ったり、特別賞のようなものをもらう園児がいたり、政治家など来賓のあいさつがあったり…

一通り儀式が終わったら、太郎たちの出番です。
まずは中班の子どもたちが壇上にあがり、「おにいさん、おねえさん、そつぎょうおめでとう!」みたいなことを言います。
さすが中班ともなると、しっかりとセリフを覚えて大きな声で言えていました。

そして、いよいよ太郎がいる小班の子どもたちも壇上に上がります。
太郎に気づかれないようにこっそり見学して帰るつもりだったのが、太郎の担任の先生がパパママが今日来ると伝えてしまったようで、チラチラとこちらを気にしながら、不安そうな顔をしている太郎。
中班の子どもたちは後列でダンスと歌、小班は前列に座って手をふりふりして参加していました。
太郎は周りをキョロキョロ、ほとんどパフォーマンスに参加せず終始不安そうな表情を浮かべていました。
団体行動が苦手なところも、子どものころの私にそっくりです。

なんだかずっと違和感があったのですが、幼稚園の子どもたちには体育館の舞台は大きすぎて、サイズ感が合わないのだと気づきました。
役目を終えた小班、中班の子どもたちは教室に帰って行きます。
太郎はなんでパパママがいるのに帰れないのだと訴えるような目をして、また泣きそうな顔で体育館を後にしていました。
その後、お迎えの時間までまだ余裕があったので、そのまま体育館に残り卒園する子供たちのパフォーマンスを見ることにしました。
卒園児がみんなで歌でも歌うのかと思っていたら、舞台袖から2、3人ずつ登場して、(ときには小道具を片手に)ひとこと何かを言っては退場していく、というパフォーマンスで、内容はいまいち分かりませんでしたが、なんともシュールな演出でした。
最後に全員が舞台に横並びになり、曲が流れてきました。
いよいよ合唱タイム!?
と思いきや、これまた一人ずつワンフレーズを歌ったらマイクを隣に回していく、というスタイルで、「個」にフィーチャーしたパフォーマンスばかりでした。

これが台湾のスタイルなのか、この学校のスタイルなのかは分かりませんが、想像していたものとは全く違い、
ゆるくて
賑やかで
シュール
な卒園式でした。
太郎もあと2年で卒園です。
はたして、我が子の成長に涙するのか、台湾の雰囲気に馴染んでワイワイするのか…





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