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【台湾あるある】夜でも受診できる病院が簡単にみつかる

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

太郎の誕生日に向けて動画作成に追われていたのですが、それが終わって通常モードに戻るかと思いきや、今度は太郎と2人そろって風邪をひいてしまいました

太郎が鼻水グズ男になったと思ったら、私もすぐに鼻水ズル子に。

少し熱が出て下がって、よくなったと思ったらぶり返して…

なんだかスッキリしない日々が続いていましたが、私はようやく回復しました。

ただ、今回は珍しく太郎の風邪が長引いていて、咳が出始めたので、大事をとって病院に連れて行くことにしました。

太郎は10カ月の頃にコロナにかかったのが初めての病気らしい病気で、それ以来、幸いなことに病院に連れて行くほど体調を崩したことはありませんでした。

そのため、近くにかかりつけの病院がありません。

マルコスは太郎を産んだ総合病院に連れて行こうとしていましたが、今後のことを考えると近くにかかりつけがある方がいいと思ったので、まずは近所で良さげなクリニックを探してみることにしました。

この日は土曜日、しかも既に夜19時くらいでした。

日本ならば、この条件では受診できる病院はなかなか見つからないと思います。

ですが、ここは台湾。

近くに口コミのよい小児科が見つかりました。

電話をしてみると、21時くらいまでに直接来ればよいとのことでした。



先に晩御飯を食べてから、クリニックに向かい、20時くらいに到着しました。

このとき、掲示板の受診番号は15番。

太郎の番号は35番でした。

20時すぎの時点で20人待ちということです。

フレンドリーな受付の女性に

「35番だと21:30くらいになると思います。LINE登録すれば番号がチェックできるので、このQRコードを読み込んでください。30番すぎたくらいに戻ってきてくれればOKです」

と言われました。



今から1時間半後か…

どうしようね…

マルコスとの話し合いの結果、寒い中風邪をひいた太郎を連れて外を散歩するよりも、夜のドライブでもしようということになりました。

駐車場に戻ると、道路の向こうにちょっとしたイルミネーションがあることに気づきました。

太郎が見たいというので、少しだけイルミネーションを見にいくことにしました。



そうか、もうすぐクリスマスか。

少しだけでもこういったイルミネーションがあると、街が華やかになっていいですね。

ただ、2歳児を連れているとゆっくり鑑賞している余裕もなく、薄暗い中、駆け出す太郎を追いかけるというミッションが発生します。

風邪のみならず怪我でもしたら大変だと、早々に引き上げて当初の予定通りドライブをして時間を潰すことにしました。

普段と違う状況に少しテンションが上がっている太郎。

このあと、病院という楽しくないイベントが待っているんだよ、すまない。

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時間をつぶしつつ番号をチェックしていると、30番が近づいてきたので病院に戻ります。

病院に着くころには、LINEでは30番と表示されていたのですが、着いてみるとまだ27番でした。

こうなっては待つしかありません。

このときすでに21時半近くなっていました。



そして、待つこと1時間、22:30を回ったあたりでようやく太郎の番がやってきました。

先生は40代くらいの男性で、こんな夜中にも関わらずにこやかで感じのいい方でした。

診察室に入るなり、何かよくないことが起こると察知した太郎は「バイバイ!バイバイ!」と大声で先生に別れを告げて終わらせようとしますが、鼻や喉の状態をみたり、背中の音を聞いたりと、一通りの診察をしてもらいます。

背中に聴診器を当てるだけなのに、「バイバイ!」と拒否する太郎に先生も苦笑い。

小児科とあって、太郎みたいな子供のために、オモチャが選べるようになっていて、先ほどのフレンドリーな受付の女性が来て太郎をなだめようとしてくれたのですが、とにかく「バイバイ!」とすべて拒否。

終始泣きわめいて終わりました。

帰り際、受付の女性の「バイバイ」に「バイバイ」と答える太郎。

ようやく正しい場面で「バイバイ」を使うことができました。パチパチ。

シロップの薬を二種類もらって、帰路に着いたのは夜中の23時前でした。



日本でこんな夜中に診察をしてもらおうとしたら、夜間外来になって、診察料もべらぼうに掛かると思うのですが、今回の支払いは100元(約460円)のみでした。

土曜の夜中の診療が通常時の医療費で受けられるのはとてもありがたいことです。

そもそも台湾は医療費がとても安いのです。



ちなみにこの診療所は日曜も昼まで診療しています

LINEの受診番号の精度がイマイチなことを除けば、朝は8時から開いていて、先生も受け付けも感じがいいし、通いやすい良いクリニックが見つかりました。



私がまだ日本に住んでいたころ、マルコスが接骨院に夜中23時までいたことがあって、

「台湾の接骨院てそんな夜中まで開いているの?!?!」

とびっくりしたことを思い出しました。

台湾には、こういった夜中まで開いている診療所や病院がわりと多いです。

そして、日本の医師と比べると、話をきちんと聞いてくれる医師が多いという印象があります。

おかげさまで、病院嫌いが少しは解消された気がしています。

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