こんにちは、台湾のゆっこです。
台湾のお店でよく見かける「買一送一」という札。
ひとつ買ったら、もう一つあげますよ、
というお得なキャンペーンです。
ときに、買5送6のような、
買う数を上回っちゃって
逆にそんなに要らないなんてこともある
大量買いの国らしい売り方のひとつです。
そんな台湾ぽいキャンペーンを
日本のセブンイレブンで見かけました。
レジ前に置かれたペットボトルの麦茶の後ろに
「プライチ+1」の文字。
そして、
「1つ買うと1つもらえる」と書いてあります。
これって、まさに台湾の買一送一なのでは???
プライチの「プラ」は
プラスチックの「プラ」ではないよね???
気になりつつも、麦茶は今いらない、とスルーして、
目的のものだけお会計を済ませました。
しかし、やはりキャンペーン内容が気になり、
レジにお客さんもいなかったので聞いてみました。
ゆ「プライチとはなんぞや?」
店「今日そなたが一本買うと、後日、別の種類の飲み物が一本もらえるキャンペーンでござる」
ゆ「な、なにぃ~おもしろきことしとりますなぁ」
店「へへ、それほどでも」
なるほど、台湾の買一送一とは
少し異なるようです。
あとで調べてみると、
主に新商品を対象にしたキャンペーンで
一つ買うと別の商品(新商品)がもらえる
クーポン券が発行され、
後日受け取れるというもの。
この、後日というのがポイントで
お客さんが再度お店に足を運ぶ必要があるので
さらなる売り上げを狙った作戦なのだと思いました。
現在、プライチキャンペーンは3種類。
アルフォートのストロベリー味を買うと
ビター味がもらえたり、
野菜生活100のグリーンスムージー
またはビタミンスムージーを買うと、
シチリアレモンミックスがもらえたり、
伊藤園の健康ミネラルむぎ茶を買うと、
お~いお茶の緑茶または濃い茶がもらえたりします。
普段これらの商品を買っている人には
とてもお得で嬉しいキャンペーンです。
どれも同ブランドの商品なので、
新商品を広く知ってもらおうという
メーカーの戦略でもありますね。
台湾で同じキャンペーンをしたら
後日足を運ぶお客さんはどれだけいるのでしょう。
おなじセブンイレブンでも
日本と台湾では人の性質も違うので
キャンペーンも違いそうですね。
そんな目線で両国のコンビニを観察するのも
面白いかもしれません。
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