こんにちは、台湾のゆっこです。
今日は台湾の粗大ごみ事情についてです。
台湾では家庭からでるような不用品は、ほとんどのものが無料で回収してもらえます。
テーブルや棚やソファーなどの大きな家具も、冷蔵庫やエアコンや洗濯機などの大きめの家電も、全て無料で引き取ってもらえます。
実際にマルコス一家と暮らし始めて、何度か大きなものを捨てる場面に遭遇しました。
電子レンジを捨てるときは、マンションのゴミ収集場所に置くだけでよかったし、テーブルを捨てるときは業者さんに電話して外に放置しておけば、いつの間にか回収されていました。
日本では少しでも大きなものを捨てるときは手数料がかかるので、台湾では物を捨てることが随分と簡単だと驚いたものです。
先日、基隆市から大型家電の回収範囲が拡大されたとアナウンスがありました。
冷蔵庫のタイプが2種類追加され、洗濯機は容量が25kgまで拡大されています。
この回収にももちろん費用はかかりません。
清潔隊という回収業者に電話をすれば、四大家電(テレビ、エアコン、冷蔵庫、洗濯機)も無料で回収してもらえるので、日本のように家電販売店が料金を上乗せすることもできません。
オンラインショップを見ると、古い家電の回収もサービスとして含まれていることが多いです。
下のような表示があれば、運送料、新しい洗濯機の設置、古い洗濯機の回収も含まれています。
それにしても、そんなに無料でなんでも捨てられちゃうのも、ゴミが増えそうでどうなのだろうと思っていたのですが、今回の基隆市のニュースを見て、なるほどと考えを改めました。
無料回収の範囲を広げたのは、家電がより確実にリサイクルされることで環境を守るという狙いがあるそうです。
確かに、お金がかかるとなると不法投棄や適当に分解して捨ててしまう人が増えるでしょう。
実は本ブログでたまに登場する義理伯母「大阿姨」は、こういった廃品回収の仕事をしていました。
自分の歯は守れなかったけど、環境は守ってくれていた大阿姨。
いつもネタを提供してくれるただの”オモシロオバサン”ではなかったのですね。
大阿姨は今は引退していますが、体力を使う大変な仕事だったと思います。
お疲れさまでした、大阿姨。
ありがとう、大阿姨。
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