こんにちは、台湾のゆっこです。
突然ですが問題です。
朝食屋さんのテーブルの上にあるコレは何でしょう?

え?メニューを立てるものじゃないの?
そう思ったあなた。
私と同じですね。
実はテーブルの上に点々と配置されているコレにはメニューは挟まれていませんでした。
今日はコレの意外な使い道のお話です。
先日、珍しくマルコスと2人で朝食を食べる機会がありました。
太郎を幼稚園に送ったその足で、近くの朝食屋さんで内用(店内で食べる)することに。
このお店はほとんどのお客さんが外帶(テイクアウト)して、足早に駅に向かうようなロケーションにあります。
そのため店内の席はカウンターのみの6~7席ほどしかないのですが、その半分ほどが空席でした。
レジでメニューをもらい、カウンターに並んで座り、メニューを眺めます。
マルコスはハンバーガー、私はクロワッサンのサンドイッチを選択。
飲み物は…
私は朝は豆乳を飲むことが多いのですが、この日は2人ともミルクティーの気分だったので、奶茶の大杯をシェアすることになりました。
マルコスがレジで注文をしてくれて、先に奶茶だけを片手に戻ってきました。
ストローを袋から取り出し、カップにぷすっとさしてから私にくれました。(マルコスはいまだにこういったお世話をしてくれます)
そして、そのあとおもむろにストローの袋をコレに差し込んだのです。

えー!?なにやってるの?
笑いながらツッコミを入れると、平然とした様子でコレはこうやって使うんだよ、とマルコス。
メニューを立てるものじゃないの?
左右を確認すると、確かに他の人たちもコレにストローの袋を差し込んでいました。
「台湾人はこうやって使うよ、ふざけてないよ、本当だよ。」
へ~、知らなかった。
確かにカウンターの上に何個か置かれているコレにメニューが挟んであるわけでもないし、そもそもメニューはレジ横に置き場がある。
横のお客さんが去った後は、ストローの袋が取り除かれたコレだけがぽつんとカウンターに佇んでいました。
ちょいと拝借して写真をパシャリ。

コレの生産者は、メニューやハガキや写真などをはさむ目的で作ったのかもしれないけど、どう使うかは自由です。
風で飛んでいきやすいストローの袋が散らからないように、こういった柔軟な工夫がされているのだと興味深くも感心してしまいました。

うん、こうして見るといいコンビ。





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