こんにちは、台湾のゆっこです。
台湾に引っ越して3日後に歯医者にお世話になって以来、約7年間ずっと同じ歯医者に通っていました。
しかし、今回、別の歯医者に行く機会がありました。
ある日、奥歯の痛みが気になり、周辺の歯を数本グラグラと揺らしてみたのがいけなかった。
歯の根元を痛めてしまったようで、ズキズキと痛み出し、ついに夜も眠れないほどになってしまいました。
仕方がないので家にあった痛み止めを飲んで様子をみることにしたのですが、数日経っても痛みが治まりません。
そうこうしている間に、土曜になってしまいました。
この日は昼間はいくつか外せない予定が入っていたので、夜なら歯医者に行けるのですが、いつもの歯医者は休診で、翌日の日曜も休診です。
一刻も早く痛みから解放されたかったので、近くでよさげな歯医者を探してみることにしました。

すると、何件かある歯医者の中で、断トツに口コミがよい歯医者を見つけました。
いえ、基隆の田舎町の歯医者にしては、口コミ数が多すぎるし、Googleマップの評価もよすぎるのです。
マルコスが裏がありそうだと調べてみると、「評価★5を付けると診察料50元引きますよ」といったキャンペーンなどで、口コミ数や評価を上げていることが分かりました。
診察料と引き換えに好評価をおねだりするとは驚きです。
レストランではこの手法で評価を上げるお店はありますが、医療関係で同じ手法を使っているのは初めてでした。
怪しいと言えば怪しいけれど、何か問題があったらさすがに★5は付けないだろう。(と人々の良心を信じる)
比較的新しい歯医者で設備は整っているし、土曜の夜も診察していたので、物は試しと行ってみることにしました。
結果、私が当たった歯科医師は私の拙い中国語の説明もきちんと聞いてくれて、レントゲンや口腔内の写真を撮って色々と調べてくれて悪くはなかったです。
ただ、実際に削るなどの治療をしてもらったわけではないので、治療の腕は分かりませんでした。
この日は抗生物質入りの痛み止めを処方してもらい、数日後には炎症も収まり、平穏な日々が戻りました。

少し経った頃に、別件で歯を診てもらう機会があり、再び訪れました。
診察が終わり会計時、受け付けの女性から驚きの申し出がありました。
「今3周年記念のキャンペーンをやっていて、Facebookにコメントを投稿してくれたら診察料が無料になります」
★5のおねだりではないので今回はキャンペーンに乗ることにして、一緒にいたマルコスが歯医者のFacebookにコメントを残し、診察料の150元が無料になりました。
それにしても、台湾の医療費のシステムはどうなっているのだろうか…
この歯医者には2回ともマルコスと太郎も同行したのですが、毎回太郎にシールや風船をくれたり、お姉さんたちが構ってくれたりと、子どもが通いやすい雰囲気はありました。
でも、何となく、この歯医者はずっと通うことはなさそうな気がしています。
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