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日本とはまるで雰囲気が違う台湾の結婚式

台湾の文化、生活


こんにちは、台湾のゆっこです。

9月の末、台湾人の女性同士のカップルの結婚式に参加しました。

私たち家族を招待するにあたり、彼女たちから「まだ小さい太郎が同性夫婦の結婚式に参加しても大丈夫かな」と心配をされたのですが、「むしろ大変よい機会だし、何の問題もないぜよ!」ということで、出席させていただきました。

今回の結婚式は台北のビアレストラン「金色三麥」の一部を貸切って催されました。

マルコス姉は日本旅行の日程と被ってしまい不参加でしたが、私たち家族とマルコス母の4人で車で会場に向かいました。

初めて行く場所なので早めに出発すると、開場時間より30分以上前に到着しました。

レストランが入っているショッピングモールで時間をつぶし、会場時間の17:30過ぎにいざ中へ。

メインホールの周囲をぐるっとヨーロッパ調の廊下で回れる作りになっていて、会場はメインホールとは廊下をはさんで完全に別になっている個室でした。



台湾ではご祝儀袋は紅包と決まっており、家族分をまとめて一つの紅包に入れて渡すのが通例です。(めちゃくちゃにピンボケていますね)



受け付けの周りには新郎新婦とゲストたちとの写真が沢山飾られていて、自由に持ち帰れるようになっていました。

ウェディングフォトアルバムも自由に見られるように置いてありました。

さて、こちらが会場です。



日本のように一人ひとり座席に名札があるわけではないので、入り口で名前を伝えると案内してもらえます。

同じテーブルには家族でお世話になっている接骨院の先生ご家族がすでに着席していました。

お子さんがフラワーボーイをお願いされているそうで、早めにきてリハーサルをしていたのだと思います。



半分がソファー席になっている丸テーブルに太郎を座らせて、男の子同士の交流が始まります。

恥ずかしがり屋の太郎と、積極的な少し年上の男の子との交流がほほえましかったです。

テーブルにはゲストへのギフトが置かれていました。



中身は新郎新婦の手作り石鹸と、グミやあめなどのお菓子でした。



石鹸はかわいくて使うのももったいないので、しばらくはトイレの飾りに使わせてもらうことにしました。

かわいい石鹸をトイレに飾るのは昔からの私の癖です。



テーブルの上には、新郎新婦の似顔絵と共に「共同朋友(共通の友だち)」と書かれたものすごく大雑把な座席表も置かれています。

いいですね~。この大らかな感じ。



裏はメニュー表になっていました。



台湾の結婚式は日本の披露宴の超カジュアル版といった感じで、時間通りには始まらないし、ゲストが自由に出入りするしで、雰囲気も大分異なります。

招待状に書いてあった開始時間の5分前になり、司会者が案内を始めました。

でも、まだ会場はすっかすか!



ゲストが大方そろってきた段階でゆるりと始まるので、ゆっくりと待ちます。

待っている間に自由に食べられるスウィーツたち。



そしてハニーラガーなるビール。



お店の入り口で同じデザインのボトルを購入している人をみたので、このビアレストランの名物なのかもしれません。

私も久しぶりにビールをいただきました♪

子どもたちやお酒を飲まない人は、こちらのアップルジュースやお茶が用意されていました。



開始時間を20分すぎたところで、メニュー表の一番上にある「花好月圓」がやってきました。



もちもちで甘くて美味しいわん♪

さっきからスウィーツやビールをすでに飲み食いしているから糖分過多?
いやいや、今日は特別だからいいだろう!

と自分に言い聞かせていただきます。

この時点でテーブルの上は結構散らかった感じになっています。

さて、開始時間を30分ほど過ぎたところで、オープニングの動画が流れ始めました。

暗くなり太郎が怖がった様子でしたが、なだめつつ動画を観ます。



内容は結婚式の動画によくある新郎新婦の幼少期や出逢いの物語でしたが、出逢いから結婚に至るまでの各シーンは新郎新婦自身が演じていてナレーションや挿入歌まで新郎新婦自身が語ったり歌ったりしていました

最初の方は少し緊張した様子で演技をしているのもとてもよくて、演技も語りも歌も、きっと何度も撮り直して少しずつ作ったのだろうと思うと、正直なところ内容は半分くらいしか分かりませんでしたが、2人の愛情がたっぷりとこもった作品に感動しました。

動画が終わったところで、フラワーボーイ、フラワーガールの登場です。

ここで、台湾らしくワ―――っと会場が沸き上がりました。

日本だとこんなに歓声が上がらないだろうと思いますが、台湾人の素直に場を楽しんだり盛り上がる感じがとてもいいんですよね。

でも、大きな音が苦手な太郎は歓声に驚いて泣き出してしまいました。

「おそと行くー」と大騒ぎを始めたので、私は太郎を連れて退散です…

ちーーーーん

つづく

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